- 2015-3-25
- その他, レポート・ギャラリー
- NAODEE, 畑中亮一
そして1ヶ月が経過した現在だ。
テーピングは2週間ほどで剥がれてしまうが、現在も特に足腰に支障なく生活を送っている。長時間座ったままの仕事をすると、若干腰から右足にかけて痛みがでるのだが、畑中先生に指示された様に運動をすると、痛みが消える。
改善を実感することは出来たが、改めて先生から症状の見解を聞きたかった私は、症状を伝えた上で治療の詳細をうかがった。
「ヘルニアは、筋肉のバランスが悪くなった結果ヘルニア状態になっているわけで、関節をいくら治療してもなかなか良くならないのです。」
自分は姿勢が悪いことでヘルニアになっていると思っていたが・・・実際は、それによる筋肉バランスの悪化が原因の核となっていた。
そして今回施術した内容についてだ。
「伸縮テープを使用しますが、固定テープとしてではありません。
筋肉の働きを正常にして、筋肉のバランスを整えた事により関節の位置が正常な状態になり、座骨神経に圧迫がかからなくなって、痛みや痺れを感じなくなったのです。今回はそれにあたります。」
今回使ったテーピングは、患部を固定することが目的ではない。皮膚を持ち上げる特性をもったテーピングを緩く貼ることにより、内部の血流、リンパの流れを良くし、回復を向上させる効果があるという。
私の場合。まず筋肉をほぐしバランスを整えて正常な状態を作って、そこに伸縮テープを貼ることで代謝を良くし、筋肉のバランスが整った状態を持続させてもらった、という形だ。
これは「キネシオテーピング」という特殊なテーピングを使った施術で、畑中先生はこれを使用し多くのスポーツ選手のサポートを行っている。
また、この治療を受けるのに向いている方はどんな方なのか伺うと、
「キネシオテーピング治療では幼児から寝たきりの老人、スポーツマンに至るまであらゆる方面に適応出来ます。整形外科の分野では骨折を省けば殆どの症状に施術可能です!!」
と強い返答が返ってきた。
特例としても
「痔、鬱病、自律神経、妊娠中毒症、脳梗塞の後遺症に対するリハビリ、その他限り無く沢山の症状に施術適応する事が出来ます。」
とのこと。
筋肉、関節関係なく、精神的な要因にまで改善が見られるから驚きだ。私と同じ様に腰痛持ちで、どこに行っても改善が見られなかった、毎日が辛い、という方がいたら、ぜひ先生に相談してみてはどうだろうか?
畑中先生は普段愛媛県にお住いだが、4月にまた神奈川県にて施術を行う予定だ。一度このテーピング技術を体験してみるのも良いだろう。
先生はfacebookも登録しているので、悩みや聞きたいことがあればメッセージを送ってみるのも良いかもしれない。現在はネパールのサッカー・ナショナルチームを現地でサポートするなど、活躍の幅を広げている。一般の方からナショナルチームのケア、サポートも経験している中で、様々な悩みに対応してくれるはずだ。
正直、私が感じたことをこの記事で伝えきれているかは自信はないし、確実に効くということは、もちろん私の口からは断言できない。
だからこそ、気になっている方は自分の身を持って、この技術を体験してみると良いと思う。きっと、
おっ!
と思う、体験は出来るはずだ。
畑中亮一(写真前列中央左)
株式会社 癒快 代表
キネシオテーピングを使用したテクニックで、スポーツ愛好家、アスリートからも支持される施術家。・平成21年より毎年、愛媛県団体指導者資質向上事業の依頼により、愛媛県スポーツ協会全種目及び選抜高校指導者にテーピングセミナーを開催。
平成24年6月12日より、タイ国立ナレスワン大学と代替医療学院M.O.U.調印式後、同大学講師に就任等、様々国内外にて活躍を広げている。
https://www.facebook.com/ryoichi.hatanaka.52
取材協力:アトリエNAODEE
http://www.naodee.com/