- 2015-10-24
- レポート・ギャラリー, 関東リーグ
- ブラックショーツ, 新海和也
後半途中まで1-4と劣勢に立たされていたショーツだったが、怒涛の攻撃から同点に追いつき、なんとか勝点1をもぎとった。
後半戦優勝を目指す中で「勝ちたかった試合」と厳しい表情だった新海監督。それでもホームの首位相手に敗戦を避けたことは大きい。試合後、現在の心境を聞いた。
ーー4-4で引き分けとなりました。全体を振り返るとどうですか?
「チームとして、当初の目標は達成出来なかったので。後期から新たに後半戦優勝を目指してやっているので、勝ちにいって、勝ちたかった試合ではありますね」
ーーショーツからすればこの勝点1はどんなもの? やはり一番は勝ちたかったところであると思いますが。首位相手に、相手のホームで4-1から追いついたというのはプラスにも感じます。
「そうですね。試合展開からすればプラスで、次の試合には絶対つながるとは思います。でも狙っていたものとは違うので、1−2から、後半1-3、4になった所を反省しなければいけないですね」
ーー最終的にどんどんリスクをかけていったところから得点を重ねたが、もともと柏トーア相手にどういうプランで戦おうとしていたか。
「相手はディフェンスが強くて、カウンター、個の能力のあるチームなので、リスク管理しながらそこをストレスに感じないように、試合を進めたかったのが最初でした」
ーー例えばハーフタイムはどういう指示、どういう話をチームでしていたのか。
「あの時は1-2だったので、次の1点が大事で、それを取れるようにという話だったんですけど、早い段階で離されてしまったので。考えていたものとは違う内容になってしまいましたね」
ーー柏はここまで実力もそうですが、勢いも凄かった。その勢いを止めたこと、ここで負けずに終えたというのも、後半戦を戦う上で大事。
「そうですね。どこのチームも接戦になるリーグなので、そこを価値に持っていく為には、ということだと思います。抑えて、やることをやらないと、1点差で負けたりとか、そういう勿体無い試合も増えてきちゃうと思います」