【Fリーグ2015/16】第2節 33歳高橋の2ゴールで浦安が町田を破り2連勝。

5月9日(土)、千葉県・浦安市総合体育館にて。ゼビオFリーグ2015/2016第2節、バルドラール浦安×ペスカドーラ町田の試合が行われた。

互いに開幕戦で白星スタートを切り、連勝を目指す両チームの対戦は、思わぬ幕開けを迎える。キックオフからわずか18秒、浦安は中島孝の折り返しを前日が33歳の誕生日だった高橋健介がフワリと浮かせるループシュートで、いきなりイゴールの守るゴールを破った。

先制点を挙げて波に乗りたい浦安は、8分にも星翔太のドリブルから高橋がチャンスを得るが、シュートは左ポストを叩く。

町田も今シーズン湘南から加入したボラ、横江怜、金山友紀らが浦安ゴールを脅かすものの、藤原潤の好セーブもあって得点を挙げられない。町田は前半残り35秒にもチャンスを迎えたが、ボラのシュートは左ポストに嫌われ、1点ビハインドで前半を折り返した。

後半に入ると、アグレッシブに前から守備を仕掛ける町田が、敵陣でボールを奪う回数を増やし、浦安を押し込んだ。3分には底辺にいた荒牧太郎のミスを誘発、しかし、町田は原辰介、西村祐飛が決定機を生かしきれない。

それでも後半7分には左サイドのボラから、ゴール前に速いボールが入る。これを篠崎隆樹が合わせて試合を振り出しに戻した。

その後も、町田は連動した攻撃からチャンスをつくり出す。対する浦安は、星翔太が個の力を発揮するものの、ことごとくイゴールに防がれた。それでも浦安は、再びイゴールの壁を破る。後半16分、左サイドでボールを持った高橋が、反転して中央に切り込む。イゴールのニアサイドを破るシュートを決めて、再び勝ち越した。

リードされた町田は、篠崎をゴレイロにしてパワープレーに出る。しかし、浦安の守備を崩すことはできずにタイムアップ。関東リーグ時代からライバル関係にある両クラブの激突は、2-1で浦安が制し、開幕2連勝を飾っている。

試合後、2ゴールを挙げてMOMに選出された高橋は「1点目のゴールは(前日が誕生日だった)自分のためのゴール。そして2点目は、今日が誕生日の米川正夫監督に贈るゴールです」と、勝利と自身の2ゴールを喜んだ。

【Fリーグ2015/16】第2節 府中ホームにて仙台に敗戦。連勝ならず。 -フォトレポート

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