- 2015-8-14
- レポート・ギャラリー, 関東リーグ
- カフリンガ東久留米, バルドラール浦安セグンド
この試合は開始からしばらく、カフリンガのペースで進んでいた。
6分、早川 裕樹のパスを内田 淳二が決めて先制すると、9分にも高橋 祐からのシュートパスを、走りこんだ坂本 隆が押し込んで2点目。さらに16分にも小宮山 雅司が追加点を挙げ、カフリンガが3点のリードを得る展開。
劣勢に立たされている浦安セグンドは、終始覇気がない様子だった。攻守ともに統制が取れず、打開の一手も出ない。パス回しも普段に比べ鈍く、主導権を握ることが出来ずに、折り返しを迎えてしまった。
後半に入っても、この図式は変わらずに試合は進む。
27分、カフリンガの早川 裕樹が決めてスコアは4-0。内容を見ても、この結果の通りの差が見えた。この時点でカフリンガのホーム勝利は確実かとも思われた。
しかし、浦安セグンドの田中 優輝が奮起する。
32分、浦安セグンドはパワープレーからチャンスを狙う。ここで田中がシュートを蹴りこみ1点を返すと、37分、島田 大陸からの折り返しを再び田中が蹴りこみ2-4。徐々に、浦安セグンドが差を詰めていく。
まだ、この勢いは止まらない。38分、左サイドから田中が、勢い良くシュートを突き刺しハットトリックとなるゴールを決めると、同分、カウンターから浦安セグンドがつなぎ、最後はこれも田中がゴール前から押しこむゴール。
8分で4得点を田中が奪う、劇的な猛追劇。試合は、このまま終了を迎えた。
4-0のカフリンガリードから、浦安セグンド・田中 優輝が4点を奪い返しドローでの決着。
敗戦が確実の様な空気から、なんとか勝ち点1をつかんだ浦安セグンド。対してはカフリンガは、終盤に流れを明け渡してしまった、悔しい勝ち点1となった。
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