【関東1部】ゾット・清野 潤 選手兼監督 「優勝出来る条件が十分に整っている」

今季2勝目を手にしたゾット。2点を先行されながらも前半で同点に追いつき、流れを変えてみせた。巧みな試合運びやセットプレーもゾットの大きな武器だが、ベンチの声、切り替える力も勝利をたぐり寄せている要因の1つだ。メンタル的にも、戦力的にも一定の確信を得ている清野潤選手兼監督。現在意識していること、今後について話を伺った。


ーー4-3で勝利しました。感想からお願いします。

「ネガティブに考える訳ではなく、相手の攻撃力がすごく高くて。0失点というのはおそらく難しいだろうなと思って入りました。その中で2失点立て続けにしちゃって、その中で今日勝てた要因というのは、失点した後もネガティブにならず、次の1点をどちらかが取るかによって勝負が決まるという意識でやれた、ということだと思います。それで1-2に出来て、その後に2-2にして、という流れが出来た。あそこで0-2にされた時に、下がらなかったことかなと思います」

ーー失点した後、逆にチャンスに変える様なイメージが勝利している2試合にはあるなと思います。
「ありがとうございます。本当にそこをすごく意識していて。去年途中からベンチ力、ベンチ力と言っていて。どの場面でベンチ力を出すと言ったら、勝っている時はベンチの雰囲気が良いに決まっているので、失点した後に、どれだけ声を出して気持ちを保てるか。気持ちが下がることはない、とはならないですけど、ちょっと下がったところをむしろ上げていけるか。その部分を徹底してやっています。そこをそう感じてもらっているのかなと思いますし、そういう風に評価してもらって嬉しいです」

ーーここまで柏トーアが3連勝、ゾットが2勝です。混戦模様が強く感じますがどう思いますか?
「そうですね。今優勝どうこうとか、前期4位以内とかそういうことはそれほど意識しなくて。
突出したチームがないのが関東のチームだと思います。僕らがしたいのはここから全勝をしたい訳ではなく優勝がしたいだけなので。さっきの失点と同じで、一生懸命40分戦った中で負けても、しっかり切り替えることが絶対に大事だと思う。切り替え続けた結果、駒沢で優勝を決められれば満足なので。今2勝とかはあまり意識はしてないですね。ただ開幕負けて、次勝って、また負けて、というのはなりたくなかったので、この試合はすごく大事だねという話はしていました。それで調子の良いmm、見てて良いmmに対して勝てたのは良かったと思います」

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