- 2015-5-29
- レポート・ギャラリー, 関西リーグ
- ヴァクサ高槻, 辻崎陽
関西リーグ開幕節最後の試合を制したのは、ヴァクサ高槻。前半同点だったところを、後半怒涛の攻撃で4点を奪取した。試合後、ヴァクサを率いる辻崎監督へ、現在のチームの状態、今季の目標をお聞きした。
ーー1-5で勝利しましたが、試合を振り返ってみて。
「前半は固かったですね予想通り。でも僕たちのやることは決まっているので焦らずやっていこうと。それが後半できたと思っています」
ーー互いに段々足が止まってくる時間で、自力が出たのかなと思いました。
「そうですね。選手も僕も前半で相手のことを分析できていたと思うので、そこを外からとピッチと共有できていたので後半スムーズにいけたかなと思います。そこで差がでたのかなと思います」
ーー前半からチャンスが多い中で、何時入ってもおかしくないという印象がありました。
「確かにそうですね。フィニッシュの部分が課題なので。仰るとおり入らないままそのままいっちゃうこともあるので。入って良かったです」
ーー新しい選手も入って今作り上げていく段階だと思いますが、今の状態はいかがですか?
「まだベースがあるので。その選手たちが上手いことカバーして今日はやってくれた。問題ないですね」
ーー開幕ということで、今日どんな状態で試合に入ったのか。何か話したことは?
「固くなることは予想していたので、そこだけですね。前半途中からは1点決められているのでやらなきゃ仕方ないと。それで力が抜けてよくやってくれたと思います」
ーーこれで開幕勝利ということで1つ結果を出しましたが、これからどういったチームを作っていきたいですか?
「目標は、関西リーグ優勝。チームを作り上げていくことに関しては、システム守備がきっちりできていないので、そこもきっちりしたいですし、攻撃のシステムもまだ精度が低いので。まだ大体でやっているところがある。そこの精度を高める為にトレーニングをしていきたいと思っています」
ーー昔からいるメンバーの方々もまだまだチームを引っ張っていくんだろうなという印象を受けました。
「上手いことやってくれていますね、ベテランの人たちは。僕の話も同い年なのによく聞いてくれてますし(笑)僕が要求することに対して非常に素直にやってくれるので有難いです。そういう人たちがいるから、若手たちがすごくやりやすいと思います。そういう状態がありますね」
ーー僕はまだ辻崎監督がプレーしていた時の印象が強いです。やはりプレーしていた時の目線と、監督としての目線、両方の立場で見れますよね。
「それはありますね。外からと、中から見た感じは体感が違いますので、そこは僕の意見を押し付けないようにしていますね。中から見たらどんな状態?と常に聞くようにしていますね」
ーー引退されたのは何年前でしたっけ。
「えーと、2年前ですね」
ーーまだそこまで前ではないですよね。
「そうですね、今年で監督3年目ですね」
ーーやっていた時のイメージがまだ強かったりということは?
「イメージはありますけど、新しく入れている方が多いですね。基本的なことはパラレラ、ワンツー、ジャゴナウだとか。そういうことはあるけども。新たに導入する部分が多いですね」
ーー今後、高槻のこういうところを見てもらいたい、というのは何かありますか?
「僕らは、今年はつなげる様にポゼッションを上げましょうということをやっていて。今まで同様全員攻撃全員守備は変わらないんですけど、もっとポゼッションを上げる為に色んなことをやっていますね」
ーーそれがシーズン終盤に向かって向かって完成されていくのを見て欲しい。
「そうですね! そこを見てもらいたいです」
ーーありがとうございました。
【関西リーグ2015】ヴァクサ止まぬ攻撃でドリームに快勝 -フォトレポート
(写真 おざわゆうこ インタビュー 箕輪諒太)