- 2015-7-30
- レポート・ギャラリー, 関東リーグ
- FC mm, 目良拓磨
カフリンガとの打ち合いを制して、連敗脱出を決めたFCmm。目良拓磨選手兼監督へ、この試合の印象を聞いた。昨季から得てきた経験がチームに反映され、勝負強さとなって表れている現在。目良監督の言葉からも、それを強く読み取ることが出来た。
ーー3-5で勝利ということで、試合全体の印象はいかがですか。
「まず、敗戦をストップ出来たのが大きかったかなと思います。自分たちは今、けが人が出たり万全な状態ではないんですけど、その中で限られた選手で、どうやっていくのか。それを考えて練習に取り組んで、それが1つ形として出たのかなと思います。成果のある、収穫のある試合だったと思います」
ーー昨年、箱根でカフリンガに勝利し、リズムに乗ってきた印象があります。カフリンガに対しての対策は、あまり昨年とは変わらず?
「そうですね。対カフリンガという意味では、個人能力が高い選手が多いので、それをどう消していくのかというところでした」
ーー互いに似たタイプのチームだと思います。縦へのスピード、カウンターという部分でも共通点があると思います。そういった中で、何を意識していたのか。
「基本的には、カウンターでは負ける気はしなかったので、基本となる攻守の切り替えを意識したり、後半の辛くなってきたところでも常に声をかけて、しっかりと守って、次のゴールへどうつなげるのかというところで、声をかけ続けてきました」
ーー連敗脱出だと思いますが、負けていた時もベンチの雰囲気は悪くなかったですよね。
「そうですね。ベンチの雰囲気で言うと、昨季関東1部を経験させてもらって、そういう時に落ち込まないという成長はあったのかなと。今年はそれで雰囲気は良かったのかなと思います。ただ連敗の2敗目の時、それがピッチのプレーまでなかなか浸透しなくて。悪い流れだったり、プレーでの修正点を試合の40分で出来なかったり、修正がもっと早く出来たはず、ということが反省点でした。今日はそういうことがなかったのでよかったです」