- 2016-2-28
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第16回F地域地域チャンピオンズリーグ。決勝は、リガーレ東京(関東第1代表)とヴァクサ高槻(関西第4代表)に決定した。
昨季関西対決となった決勝は、関東対関西という構図に変わったが、両チームを率いる監督は以前から親交もある友人同士だ。それが地域の頂点を決める舞台で、相まみえることになる。
決勝直前に、リガーレ東京の西野宏太郎監督と、ヴァクサ高槻の辻崎陽監督、2人を前にして意気込みをうかがった。しかし緊迫した空気ではなく、互いの人柄の良さが出た和やかなインタビューとなった。
ーー西野監督は、ヴァクサと当たることについてどんな印象をお持ちですか?
(西)「こういうチームは関東にいないので、あんまり経験がないですし、良いチーム。そこをどう僕らのディフェンスが上回れるかっていうところですね。本当に良いチームだと思います」
ーー辻崎さんは、リガーレと対戦することについてどう思いますか?
(辻)「いや、嬉しいですよ。宏太郎と出来るの本当に嬉しいですよ! マジで嬉しいんですよ僕」
(西)「同い年なんですよ僕ら」
ーーえ! そうなんですか?
(西)「え?ってほら(笑)」
ーーいやいや、どちらかが上なのかと思って(笑) それは思いも強いですよねお互い。
ーー昨年は決勝が関西対決となりましたが、今年は関東と関西ということで、関東代表として決勝に立つということについて、西野監督いかがですか?
(西)「一昨年はリーグ6位で、今年はリーグ優勝してここに来させてもらっています。レベルの高さが今関西に偏っているとも言われていますし、関東も正直、こういうところで勝ち切れないところもありました。俺達がという訳ではないですが、上に行くいうことで少し関東リーグの見方も変わるのかなと。もちろんリガーレへの見方も変わって欲しいですけど、関東リーグへの見方も変わってほしいなと思いますね。集客とか、リーグの価値とかも高めるには大事なのかなと思います。そういうのを考えたいというか、考える立場になりたいなと思いますね」
ーーヴァクサは関西第4代表というところで。
「そうなんですよねー。本当、恐縮です!」
一同笑
(辻)「本当、そうなんですよ(笑)でも、色々運もご縁もあり、やらせてもらえるので嬉しいだけです」
ーー決勝もご縁ということで。
(辻)「もうそういうことです」
(西)「謙虚なんですけど、相当やりますからね(笑)ゾットがあんなに関東リーグで苦しむところみないじゃないですか。
ーーそうなんですよね…。
(西)「関東で、ゾットがあんなに苦しむところは見たことがないし、コンディションとかはあるとはいえ、あのゾットが、っていう感じ。あのゾットがあんなに回されてっていうのはすごいなと。1点に抑えてというのもそうですし。
ーー残り1試合です。相手を目の前にしてではありますが、お互いに意気込みをお願いします。
(西)「陽くんとはB級の時もすごく仲良くさせてもらって。同い年ということもそうですし。この人柄がチームを作っているということがにじみ出ている。前評判だと名古屋サテライトが有力とか言われていたグループですし、そこを勝ち抜いてきた。チームの為というか、陽くんの作ってきた人柄が出ているチームだと思うんですよヴァクサは。でもそういうチームってすごく強いと思うし、簡単に崩れないと思う。でもリガーレも同じようにそういうチームということで作ってきています。なので同じようにリスペクトし合いながら、決勝の舞台で戦えるというのはすごく嬉しいです。地域大会なので、いろんなチームとやれるのも醍醐味。FリーグFリーグとは言われていますが、今日の決勝も良い試合をして、Fリーグだけじゃないというのを、ヴァクサとリガーレで見せれるような試合を見せたいなと思います」
(辻)「本当にそうですね、全部言ってくれました!」
一同笑
ーーこれから質問しようと思っていたんですけど、大丈夫ですか?(笑)
「おんなじことです(笑)いやー宏太郎が良いこと言うから聞き入っちゃって! 質問なんでしたっけ?」
ーー相手への意気込みです(笑)
「いやー僕はもう単純に、お願い致します、という感じですね。関東の1位が、関西の4位を、ツンツンツンとつついくと。本当お手柔らかにです」
ーーありがとうございました! 対決、楽しみにしています。
最後まで、和やかなインタビューとなった。それでも、いざコートに立てば両者ともに牙を向いて闘いに臨むはず。
地域チャンピオンズリーグ決勝はこのあと15時より開始する。会場にいる方も、速報を見ている方も、楽しみにしてもらいたい。
SuperSports XEBIO 第16回F地域チャンピオンズリーグ 決勝
15:00 リガーレ東京(関東第1代表) × ヴァクサ高槻(関西第4代表)