- 2015-5-10
- Fリーグ, レポート・ギャラリー
- ヴォスクオーレ仙台, 府中アスレティックFC
5月9日(土)、東京都・郷土の森総合体育館にて、ゼビオFリーグ2015/2016第2節、府中アスレティックFC×ヴォスクオーレ仙台の試合が行われた。
府中がホームに仙台を迎えての対戦。前節、府中は浜松に6-1で大勝。今回ホーム戦で連勝を決めたいところだったが、試合は真逆の方向へ進んでいく。
序盤から府中が仙台を押す展開が続くが、7分、冨田祐耶からのスローを前線の南本晶が受けコントロール。狙いすましたシュートは見事ネットを揺らし、先制点は仙台に。さらに12分、前線でボールを奪った影浦俊介が、ショートカウンターから得点し2点差に。大方の予想に反し、府中が追う形で試合は進んでいく。
集中した守備で自陣を守る仙台。府中にも多くのチャンスが訪れるが、度重なるシュートもネットを揺らすには至らない。また、仙台のゴレイロ冨田も好セーブも連発。25分、府中がPKのチャンスを得て山田ラファエルユウゴがキッカーを務めたが、シュートは正面やや左の位置に飛び、冨田が身体で止めてことなきを得た。
その後も両者得点なく試合は進む。残り5分から府中はパワープレーを開始。しかしそれでも仙台ディフェンスに穴を開けることは出来ず試合は終了。
仙台が前半からのリードを守り、0-2での勝利。府中は残念ながら、今季初ホーム戦で白星とはならなかった。
仙台の佐藤隆行監督は「とてもタフな試合だった。選手たちが最後まで走りきったのが結果につながったんだと思います」と話し、最後までハードワークを怠らなかった選手たちを労った。
敗戦した府中の谷本俊介監督は「ホームだったので負け、引き分けではなく勝利を届けたかったのですが、一番嫌だった負けという結果となってしまった」と肩を落としたが「切り替えて勝ちきれるようにしていきたい」と先を見据えた。
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