- 2015-5-14
- Fリーグ, レポート・ギャラリー
- 府中アスレティックFC, 皆本晃
開幕戦では2得点と活躍を見せ、チームを勝利へ導いた府中キャプテン・皆本晃。今節で初のホーム戦を迎え、何が何でも勝利を手にしたかったところ。しかし結果は0-2での敗戦。これには「ガッカリです。本当に申し訳ない」と唇を噛んだ皆本。この敗戦は皆本にとっても、チームとしても大きな衝撃となったが、次節には名古屋戦を控えている。早々に切り替えなければならない。
ーーまず試合を振り返ってみていかがですか?
「厳しい試合だったと思います。仙台さんもすごく頑張っていて、仙台さんからすれば狙いどおりの試合だったんじゃないかなと思います。うちは相手の術中にはまってしまったかなと」
ーー選手間では途中どういった声掛けをしていた?
「焦らないように。相手がハーフで待っているから、そこで焦っていってカウンターにならない様に気をつけようと。それとともに、急にやり方変えてということも無理なので。最後は精度じゃないですか。シュートチャンスもなかったわけじゃないと思うし、そこで決めるか決めないかだと思うので。1点入っていたらこういう試合ではなかったと思うし。そこでちょっとあまりナーバスにならないようにと言いながら、かなりナーバスになってしまっていた部分もあるんじゃないかと思います」
ーーシュート数も56本。いつ入ってもおかしくない印象でした。
「いやー、相手のキーパーも当たっていたし、ポストもあって入らない日なのかなと感じてはいたので、そういう中でどういう風に崩していくかということは考えてはいたんですけど。なかなか今日は上手く形にできなかったかなと思います」
ーー最後のパワープレーに関して、何をイメージをしていたのか。
「こちらの形もあるので、相手がこう守ってきたらこう変えようとはあるんですけど、難しかったのが、ある程度チャンスを作れていたことだと思うんですよね。やり方を変えるほど上手くいっていないことはないし、とはいえ入ったかと言ったら入っていないし。決めきれなかったし。ちょっと難しかったかなと思います」
ーー極端に良くもなく悪くもなく。それだけに選手の中での判断のズレ、意識差もあった?
「それはあったとは思いますし、ちょっとした部分でこっちがいい、あっちがいいというのもあって、それが出ちゃったのかなと。新しい選手もそうですし。あとは相手に下がられると結構チームの意思疎通が重要になってくると思うんですね。相手が前から取りに来てくれる時は変な話、アドリブでも2人のちょっとしたプレーでいけちゃうから、決まりごとが少なかったとしてもなんとかなっちゃうことが多いんですけど、今回は相手が待っている状態なので。そうなるとチームの決めごとが大事。チームの決めごとではなかったとしても、個人、2人、3人の関係で決めごとがあれば違うのかなと思います」