【関東1部】浦安セグンド 新造 邦明 監督「この舞台に戻ってくることを目標にがんばりたい」

関東1部第17節、コロナFC/権田対バルドラール浦安セグンドの試合。
1点差で惜敗した浦安セグンドは、残り1節を残して2部降格が決定。浦安セグンドを率いる新造 邦明監督は、試合後のインタビューで現在の心境を話してくれた。降格の悔しさを噛み締めながらも「また1つずつ積み上げていきたい」と口にしていた。

ーー8対7で敗戦し、降格が決定となりました。まずこの試合を振り返ってください。
「良い形で先制は出来たと思います。今年ずっとディフェンスの部分ですごく失点の多いチームだったので、改善はしてきた…つもりになってしまいましたけど。それで点の取り合いになりました。負けたら降格というすごく難しい状況だったんですけど、ここまで来たら思い切ってやるしかないので、そういう風に選手には伝えていました」

ーー浦安セグンドは、個で戦える実力は、関東1部であれば皆ある様に感じます。しかし上手くいかない時間、結果につながらない時が続いてしまったのかなと思っていました。
「確かに、悪くはないと思います。ただやっぱり、もう一皮むけられないということ。あとは集中が少し切れちゃう時間が多いと。特に得点した後の失点がすごく多くて。皆で声をかけてやってはいたんですけど、やっぱりそういう部分では若さがあるのかなと思いますね」

ーー彼らはすごく若い選手ですし、これから伸びていく選手だと思います。
「ポテンシャルという部分では高い選手が多いですし、あとは何年掛けて上に上がるかということ。そんな簡単に、バルドラール浦安もトップチームに上がれるということはないので。確かに上も結果出ていないかもしれないですが、一人ひとり見るとかなり上との差があるので。そこは時間をかけてしっかり、目標を持ってやってくことが必要かなと思います」

ーーこういった結果になりましたが、最後まだ駒沢での試合が残っています。
「そうですね。ここまで積み上げてくれた昔の人たち、選手たち。千葉県のチャレンジリーグから来て、ここまで上がってきてくれた方々には、関東1部から落ちてとても申し訳ない気持ちがあります。でもそれは選手が背負う必要はないと思います。そこは僕が責任を感じています。落ちるからといって、最後の試合、戦わない訳にはいかないですし、彼らのモチベーションも全員落ちる必要はないと思います。また1つずつ積み上げて、チームとしてまたこの舞台に戻ってくることを目標に、がんばりたいと思います」

ーーありがとうございました。

(写真/文 箕輪諒太)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ページ上部へ戻る