- 2016-3-10
- コラム, 日下大輔 亜麻色のPivoの乙女
正解は1番
ボルトは100mをたった40歩少々で走りきってしまうのです。
ちなみにストライドは・・・(足を付いてから次の足が着くまでの長さね)スピードが最高に乗った時点で2m75cmという結果が出ています。
ちなみに2m75cm、何かで計ってみてくださいよ。
ホンマにビックリしますよ(゜o゜) この距離1歩で行くんかい!って。
ちなみに先ほど記載した日本記録保持者の伊東選手は46歩で走りきっていました。ほんの5歩ほどの差なんですけどね。
それと短距離でよく言われるのが「後半に強い!」とか「後半に伸びる!」という表現。
これね、正確には間違っていて
人間は生物学上、後半になってさらにドン!っとスピードが加速するということはないんですね。
だから界王拳はサイヤ人の血を引くものしか使えないでしょ?
(わかりやすい(笑)(^◇^)
そもそもこれも100mを例にとると、スタートして最初はぐんぐんスピードが上がります。
で、そのスピードはだいたい60mを境にして落ち始めます。これはボルト選手でも同じ。
そこからのスピードの落ち具合で後半伸びてる!と見える選手がいる訳ですね。
なので正確に言うと、後半スピードが伸びてるように見える選手、これはスピードの落ち方が他の選手よりゆるやかな選手・・・と言い換えることができます。
陸上競技の短距離の選手は、来る日も来る日もこのトップスピードの維持をしようと懸命に走って走って、努力している訳です。
(それだけじゃないけどね(笑))
「走る」仕組みを今回お話ししました。
次回は走ることをフットサルに生かすには?っていうことをお話ししたいと思います。
honamata (^-^)/
筆者 日下 大輔
2004〜2008年には旭屋、2009年よりリンドバロッサにてフットサルトレーナーを務める。座右の銘は「ギンギラギンにさりげなく」。ちなみにベッカム、ミッツ・マングローブと同い年。
好きな芸能人「水川あさみ」
試合前に聞く音楽「PRIDEのテーマ」