【全日本選手権】すみだ・須賀 雄大監督「ここで踏ん張ってフットサルの火を絶やさないことが大事」

全日本選手権、静岡ラウンド。Aグループに所属するフウガドールすみだは、初戦で柏トーア’82を退けると、2戦目のエスポルカーナMFCにも大差をつけて勝利した。
試合後に行ったすみだの須賀 雄大監督へのインタビュー。この大会への臨み方と戦法について話を聞いたが、最後にはフットサル界の未来について、須賀監督の向く方向、想いを語ってくれた。

ーーこの試合を振り返って
「昨日相手が前半で点差をつけられている状況を見ていて、今日どういうモチベーションで来るかが焦点だったんですが、前半は非常に高いモチベーションで相手のフィジカルも強くて手こずった。うちも変に上からじゃなくて、相手をリスペクトして戦えたのは良かった」

ーー失点シーンについて
「非常に難しくて、昨日と今日の出場時間を均すということで、3試合通じてのマネージメントが必要な大会なので。今日一戦必勝だったらまた違ったのですが、普段やり慣れていないセットだったり、それぞれにピヴォ、アラ、フィクソそれぞれのバランスが悪かったり、当然無失点には抑えたかったが、ある程度仕方ないのかなと思いつつ、そこについては修正したいなと思っています」

ーー復帰の渡井選手の状態について
「本来の力から見ると、もっと力を出せる選手ですが、その中でも難しい状況でしっかりと点は取っているし、そういうタレント力はあるなと。彼の良さを今のコンディションでどれだけ活かせるかが僕の役割かと思っています」

ーー次戦のラパス戦について
「相手はオフェンスの部分でやることが明確なチームという印象があるので、うちはディフェンスの部分でどう対応するかしっかりと意識して試合に臨めたらと思います。戦術的な要素も多い試合になるのではと思います。相手の監督はB級ライセンスを持っている方なので、しっかりとしたセオリーを元にチームを作られていると思うのでなかなか難しい試合になるのではと思います」

ーー昨年の結果を受けて今年は
「この大会の挑み方というのは賛否両論あるのですが、僕らは僕らの挑み方でFリーグを戦う挑み方と少し変えて、今のところそれが良い方に出ている。それが明日しっかり勝って証明されるかなと思っています。結果が付いてきてなんぼだとは思っているので、それが良いプレッシャーとなって楽しい雰囲気や明るい雰囲気がグループとして出ている」

ーー金川選手が今大会で最後ということがチームのモチベーションになっているか?
「かなりあると思う。彼は決して器用な選手ではなく完璧にプレーをするタイプではないが、逆に言えば決定的な仕事をして、チームに勢いを与える唯一無二のプレーヤーであるので、そういう所がフューチャーされている所はチームにとっていいのかなと」

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