- 2015-5-15
- Fリーグ, レポート・ギャラリー
- バルドラール浦安, 高橋健介
バルドラール浦安は、9日のペスカドーラ町田戦に2-1で勝利し、開幕2連勝を飾った。この日、浦安の全ゴールを決めたのは、前日の8日に33歳となったばかりのFP高橋健介だ。1週間前のリーグ開幕節後、町田のGKイゴールは、「浦安との試合は楽しみ。高橋健介選手は日本で一番の選手だと思う」と対戦を切望していた。そのイゴールが守るゴールを2度も破った高橋に、試合後、話を聞いた。
――先週、高橋選手を誉めていたイゴール選手の守るゴールを2度割りました。
「イゴール選手のコメントは、嬉しかったです。やっぱり同じ現役の選手に褒められるのは嬉しいです」
――あのコメントに対する恩返しの2ゴールですか?
「下手なプレーして、イゴールの言っていること違うじゃないかというふうになるのはイヤでしたからね。イゴールに対するリスペクトもあるので、それに応えたいというのはありました。逆にイゴールって、人間性を含めて、全員がリスペクトしているじゃないですか。そのイゴールから評価されたことが嬉しかったです」
――1点目はファー詰めのゴールでした。
「昨日が誕生日だったので、点を取りたいなと思っていましたが、まさかあんなに早い時間帯に取れるとは思いませんでした。始まって1分も経っていなかったので『オレ持っているな』っていう感じでしたね(笑)。やっぱりGKがイゴールなので、普通に押し込むのではなく、ちょっと浮かして脇を通そうということは考えて打ちました。普通に叩くのではなく、ちょっと浮かす感じにしないと(イゴールに)当たるかなと思ったので、そうしました。でも、それ以上に相手の守備をチームとして完璧に崩せた形でしたからね。狙いたい形が狙えたので、最後はイゴールだろうと誰であろうと、ファーに来たときに速く移動してきているときは真っ直ぐに打っても難しいので、浮かすのはセオリーだと思っています」
――全体的に押し込まれる時間帯が長かったが?
「最初の早い時間帯で点が取れましたが、他の時間帯は内容的に厳しかったですファウルのカウントも溜まっていましたし、そこを耐えられたのは、プラスだったと思います」