- 2015-9-3
- レポート・ギャラリー, 関東リーグ
- FC mm, ファイルフォックス府中
昨季王者のファイルと、FCmmの対戦。どちらも縦に速く、スピードに乗った攻撃が得意。似たイメージのあるチームだ。
今季のファイルは、ここまでわずか6戦2勝と、上位陣とやや離されている状態。対するmmはここまで6戦で3勝1分。前期4位以内の可能性を残している。
試合は、まずファイルが優位に立つところから始まった。3分、CKから丸 紘生が蹴りだすと、DFに当たってオウンゴール。ファイルがmmを牽制する。その後は両者得点なくきっこう状態となるが、15分にはファイルが6つ目のファウルを犯し、mmに第2PKが与えられる。キッカーの平 翔伍が勢い良く蹴りだすが、これはファイルのゴレイロ・高橋 康奥がファインセーブ。その後田野も第2PKからゴールを狙うが、再び高橋が止めて、ゴールを死守した。
流れの中から得点を取れずにいたmmだが、17分には前線左サイドからのキックインから、田野 彰大が豪快なミドルシュートを蹴りこみ、同点に。1-1で前半を折り返した。
後半開始1分、今度はファイルのチャンス。長尾 龍が左サイドからシュートを蹴りこみ再びリードを得る。
しかし、25分には、工藤 敦史がファウルを犯しこの日2枚目のイエローカード。ファイルは1人少ない状態で守備に回るが、mmはパス回しからファイルを攻め立て、最後は河井 徹也がネットを揺らし同点となった。
ここから、mmがペースをつかむ。26、27分と田中 奨が連続でゴールを奪い逆転に成功すると、その後もmmの勢いは加速。29分には吉田 健人が、右サイド前線から反転シュート叩き込み、mm5点目のゴール。
残り時間5分の場面でパワープレーに出るファイルだが、これも挽回の手とはならず。mmがさらに2点を追加し、タイムアップを迎えた。
最後は2-7と大差をつけ、FCmmが勝利。今季はベンチの雰囲気も良く、より団結した様子の見えるmm。この勝利により順位も3位となり、首位も射程圏内に捉えた。
対するファイルはなかなか勝利をつかめずにいる。きっかけさえつかめれば・・・という印象だが、それがまた難しい。前期最終戦にて、3勝目をつかむことが出来るか。
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