- 2015-12-16
- レポート・ギャラリー, 関東リーグ
- カフリンガ東久留米, 夏野雅生
1日前の15節ではゾット早稲田に敗戦したカフリンガ東久留米。この日はバルドラール浦安セグンドを相手にリードを譲らず、見事勝利をつかんだ。カフリンガは残留争いを強いられ、厳しい戦いが続いている。それでもキャプテンの夏野 雅生は「経験という捉え方で楽しむしかない」と、この現状も未来への糧にし、残り試合も戦っていくつもりだ。
ーー3-5で勝利しましたが、全体振り返ってみるといかがでしょうか?
「昨日すごく負け方が良くなかったので、皆で気合い入れてやるしかないと。とにかく運動量で圧倒して、走り切ろうというのを目標に掲げてやっていました。それが実ってよかったですね」
ーー皆2試合、中日なしで戦っていて、かなり疲労がたまっているのではないかと思います。
「いや、僕は東京都選抜で、短い期間で何試合も、という経験が出来たので。個人的には全然疲れも残っていなかったですし、今日はやってやる、という気持ちの方が強かったですね」
ーー相手もパワープレーで追いついてきて。終盤は苦しい時間も多かった。
「そうですね。ゾットと浦安セグンドに対して、ずっと1か月間ディフェンスの修正を繰り返してきました。最後はそれが生きたのではないかなと思います。でもまだ、全然僕たちがやりたいフットサルが出来ていないので、残留が決まった訳でもないですし。切り替えて、あと2戦、絶対勝ちにいきたいと思います」
ーー下位も詰まっていて、後期は大変な試合が続いています。
「選手たちにも言っているんですけど、4シーズン前に優勝したんですが、その前のシーズンも後期全然勝てなくて苦しんで。それで優勝につなげましたし、去年も柏トーアは苦しいところを乗り越えて、今優勝争いをしているので。この時期を皆で乗り越えれば、絶対成長出来ると思います。ここはある意味、経験という捉え方で楽しむしかないなと思っています」
ーー残り2節ですが、どんな思いで戦っていくか。
「こんな遠いところまでサポーターが応援に来てくださっていますし、残り2試合だけですが、見てくれる人の為にもカフリンガらしいフットサルをやりきろうと思います」
ーーありがとうございました。
(写真/文 箕輪諒太)