- 2015-12-22
- レポート・ギャラリー, 関東リーグ
- コロナフットボールクラブ権田, バルドラール浦安セグンド
関東1分第17節、第2試合は、コロナFC/権田とバルドラール浦安セグンドがぶつかった。
初戦でショーツが勝利した時点で、7位のショーツと8位の浦安セグンドの勝ち点差は4。つまり、ここで浦安セグンドが敗戦してしまうと、残り1節を残して2部降格が決定してしまう。
ここで負ける訳にはいかないと、選手も奮起したはず。試合開始から11秒、前線へ抜けだした浦安セグンドの石田 雄太郎がいきなりシュートを叩き込み、浦安セグンドが先制した。
強い想いを体現する様な先制弾だったが、権田も簡単にはやられない。2分には前線中央付近の大場 徹から右サイド奥の江成 裕明へパスが回り、折り返しをゴール前の金子 拓也が押し込んだ。
同点に追いついた権田は13分、山村 朋也からのパスを山村 和士が蹴りこんで逆転に成功する。
この得点を機に、激しい攻攻防が展開する両者。14分には再び浦安セグンドの石田が得点し2対2の同点となると、15分には浦安セグンドのFKから染野 伸也が直接決めて2対3。逆転に成功する。
展開はすぐに一転。16分に権田が第2PKを得ると、山村 和士がするどいシュートでネット右下を捕らえ、3対3の同点となる。17分、権田の江成 裕明が得点し、4対3と再び権田がリードを手にした。
しかし19分には、前線左奥の浅野 佑多からの折り返しを宮﨑 岳が決めて4対4。めまぐるしい攻撃の末、試合は振り出し戻り、後半へ移行した。
23分、権田は山村和のシュートが弾かれたところを、小池 太郎が詰めて5点目を奪うが、1分後には浦安セグンドの坂口 勇樹がループ気味のシュートで得点。5対5となる。
25分、権田は中川 晋太郎が蹴りこみ6対5となると、27分には浦安セグンドが得たPKを染谷が確実に決めて6対6。まさに一進一退の攻防が、休む間もなく繰り返された。
しかし、この後の得点で流れは変わる。浦安セグンド得点後のキックオフ時、権田の朏島 慎吾がゴレイロ裏のスペースを見て蹴りだすと、弧を描いたボールはゴレイロの手をかすめ、ネットに吸い込まれた。
7対6で権田がリードとなると、浦安セグンドはパワープレーを開始する。しかし、37分には権田のゴレイロ・野邨 紀行が無人のゴールへボールを蹴りこみ、8対6と2点差をつけた。
浦安セグンドは、試合終了直前に島田 大陸が1点を奪ったものの、ここでタイムアップ。
結果は、8対7で権田の勝利。1点差で惜敗した浦安セグンドは、残り1節を残して2分降格が決定となってしまった。
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