- 2015-5-28
- レポート・ギャラリー, 関西リーグ
- SWH Futsal Club, 林浩平
開幕勝利を見事手にしたSWHだが、上田政彦監督は「チープなゲームだった」と厳しい見解。新戦力も加わり、再び関西リーグの頂点に立つ為、そして地域連覇や打倒Fの為、まだまだ改善すべき点は多い。また関西リーグをより盛り上げる為の意識も強く、地域の頂点に立つ中で、様々なアクションを試行錯誤している様だ。
ーー5-3という結果について。
「チープなゲームだったかなと思います。締めるところで締めていかないと、序盤なので固さもあって、ふわふわ感もあり、注意力もまだ散漫かなと。しょうがないんですけど、それをもっと締めるところ締める様にならないと、全然だめですね。チームの評価としては50点ですね」
ーーその50点というのを、逆に与えられた部分というのは?
「加入選手の良いところも見れましたし。林浩平然り、新しい選手のすり合わせも徐々に理解、評価できるところがたくさん出たし。去年に比べて、3人主軸が抜けて、新しいチーム作りで開幕まで来た感じでは、50点は出せるなぁと」
ーー試合自体見ると前からお互い行っていますし、今日はそういう内容じゃない試合が多い印象だったんですが、見てる側としては、互いに”らしい”ゲームだなと思っていました。
「もちろん、フュンフバインはとても素晴らしいチームなので、とてもボールポゼッションも上手いですし、個々の能力も高いので。その辺の潰しどころというのも選手は良く理解していると思います。開幕だからってセーフティにならず、前からアグレッシブにいけたというのは非常に良かった点かなと思います」
ーーフュンフはゴレイロのいんだに選手がとても当たっていましたね。
「ゴレイロが素晴らしい能力を持っているんで、色んなゴールを防いでいたのかなと。ただそれも有りきで準備をしておかないと、リスクがでかいだけのチーム力になってしまうので、想定内というか。あれぐらいはやってくるんだろうな、守備はあれぐらいは取るんだろうな、攻撃はあれぐらいは攻めるんだろうな、というのは想定内かなという感じです。ただその想定内のところで言えば、まだまだ決定力、判断の質というのはまだまだゲーム慣れしていないと思います」
ーーでもそれも今季で作り上げていくと。
「そうですね。毎シーズンその積み重ねだと思うので、ここから課題をしっかり抽出して、何が良くて何が悪いのかというのを洗い出して、冬までに自分としては完成したいですけど、今年はFリーグカップがあるので。とにかく今は急いでいます。チームを作るのにまず急いで、7月までに、まず1つのゴール地点を目指して、そこからまた1度リセットして、冬に戻ってくる、という感じですね」
ーー去年地域CL制しまして、リーグは準優勝しました。今年はスタートからハードルは上がっていると思いますが、改めて今年は何を目指していくのか。
「もちろん、リーグはやっぱりこの2シーズン取れていないので、取りに行かなければいけないですし。どうしても地域を見据えてしまって、おろそかになりかねないというところはしっかり、リーダーシップを取ってそういうことのないようにしたいです。関西リーグが盛り上がってこそ、だと思うので。うちのリーグが盛り上がらないと、上でどれだけ盛り上がっても、と思うので。まずは関西リーグを盛り上げる、ということですね。そういう為に何が必要かということを模索していますね」
ーー盛り上げる意味というと、今日みたいなあがりゃんせさんのホームゲームイベントなど重要だと思いますが、今までこういう雰囲気というのはあった?
「ちょこちょこ皆さんやっているんですけど、もっとやらなければいけないという空気になっているのかなぁと。今関西リーグ自体が、ソフト面でしっかり動いてもらって、こんな素晴らしいイベントをしてもらっているので。もっとどんどん各チーム積極的にそういうイベントをやってもらって、関東じゃないですけど、もっと盛り上がれば。お客さんもね、やっぱり見に来ないと意味がないというか。そうかなぁと思うので」