【関東1部】mm・平翔伍「絶対に優勝争いに絡んでいきたい」

関東1部第2節、39分を過ぎてショーツに追いつかれたmmだったが、試合再開後すぐさま攻撃を展開し、キャプテンである平翔伍が勝ち越しゴールを奪った。振り返れば昨季のPUMACUP、0-5のビハインドから5-5の同点に追いついたバサジィ大分戦。この試合で培った自信が、どんな場面でも諦めない気持ちを後押しし、この試合でもそれを体現した。

 

ーー結果4-3で勝利でした。まず感想をお願いします。
「昨季からmmのテーマは『走り切ること』なので、苦しい状況で同点にされましたが、最後まで走り切ることが出来て、最後の勝ち越しにつながったんだと思います」

ーー同点にされた瞬間、かなり気持ちが落ちてしまう場面だと思いますが、そこでも諦めず最後までやりきった。
「最後本当に苦しい場面で同点にされて、一瞬嫌なものもよぎったんですけど、もう1点いこうよと仲間からも声が出てきて、立ち直ることができました」

ーーどちらも初戦引き分けで早く勝利したいところだった。この試合に向け、どういった気持ちで臨んだのか。
「初戦引き分けて、この試合にかける思いは強かったです。というのも、ここで負けると残留争いも関わってきますし、すごく苦しくなってくると思うので、ここで勝って絶対優勝争いに食い込んでいくんだという強い意気込みを持ってやりました」

ーー毎回気持ちこもっているなと思って見ています(笑)
「そうですね。それが裏目に出てしまう時もあるんですけど(笑)それは本当チームからも注意されますが、そこだけは誰にも負けないぞという気持ちを持ってやっています」

ーー今日2ゴールで、結果も自身で出しました。
「勢いでしかないですよね。とにかく狙ったとか上手いシュートじゃないんですけど、気持ちで押し込んだ2点だったと思います」

ーー関東の中で、最も気持ちが出てる内の1人だと思いますが、自分のプレーのコンセプトだったり、意識しているものは?
「他の関東リーグの選手は、魅せれる、上手い選手がすごく多いんですが、僕は足元の技術も全然ないですし、何かプレーで魅せるということは出来ないので。何か見せられるとしたら強い気持ち。熱い心を持ったプレーかなと思うので、そこは意識してやっています」

ーー関東1部上がって2年目ですが、今季意識している目標は?
「細かいところは前期4位以内だったり、PUMACUPのこともありますが、やっぱりチームとして優勝狙っていますし、最後まで優勝争いに食い込んでいくことを考えていますので、今季は絶対に優勝争いに絡んでいきたいと思います」

ーーPUMACUPではバサジィ大分に凄まじい試合をしました。あの経験はすごく大きい?
「いや、本当に大きいですね。Fリーガー相手に0-5のビハインドから同点に追いついたので、かなり自信がつきましたね。どんな相手にでもどんな点差でも、俺たちだったら出来るんだというのは、本当に自信がつきました」

ーーそれが今日の試合でも表れた。
「そうですね。なかなかFリーグに0-5の場面に追いつくということ、あれに勝る場面はないと思うので、どんな状況でも追いつけるんだよというのをチームの中に、言葉じゃなくて、浸透してきているかなと思います」

ーーその気持ちを持って、今年はいけるところまでいきたいと。
「そうですね。ここまで出来るんだというのを結果で証明することが出来たので、今季はリーグでも見せてやりたいなと思いますね」

ーーベスト5はどうですか?
「そうですねぇ・・・そういうところを狙ってしまうと空回りしてしまうのが僕なので(笑)これだっていうところは考えないようにしていますが、毎試合こうやって気持ちを出して、大切に戦っていければ結果は自ずと付いてくると思います。まずは1試合を気持ちこめて戦うということをやっていきたいです」

ーーありがとうございました。

【関東1部】ショーツ×mm。mm劇的逆転ゴールで白星つかむ。 フォトレポート

(写真/インタビュー 箕輪諒太)

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