- 2015-12-2
- レポート・ギャラリー, 関西リーグ
- SWH Futsal Club, ミキハウスフットサルクラブ, 上田政彦, 高橋正則
SWH・上田 政彦監督「指導者という面で、特にリスペクトしています」
ーーこの対戦にかける想い、意気込みをお願いします。
去年の地域CL決勝チーム同士。さかのぼれば、地域決勝を関西同士で戦えたことは初めてのことでした。関西チームが初めて地域を制したことも。関西って全国にいったら勝てないイメージがあって、トラウマがあった。全盛期のマグ(現Fリーグ・シュライカー大阪)でさえなれなかった。それを、初めてSWHが取れた。そういう意味で、あの試合は思い入れがあります。地域のファイナリストになったことが、互いに高いレベルで意識しあえる様になった。ミキハウスを意識はしているし、相手も、プライドをもってやっていることを感じます」
ーー高橋監督についての印象を改めて教えて下さい。
「近鉄(ミキハウスの前身チーム)の時代から高橋監督がやっていて、色は変わってない。ずっと強い選手もいる。逆に、SWHは入れ替わりが激しいですね。うちは研究をされていると思いますが、対策もちゃんと考えています。
指導者という面では、特にリスペクトしています。指導者としてのベースをしっかり持っている人はこの業界は多いわけではないので。物知り屋ではなくて、人を成長させる為に必要なファクターがある。それを兼ね備えていると思います。人、カテゴリをどう成長させたいかというフォーカスしている。でもだからといって、僕は僕のやり方がある。相手は相手のやり方があって。どっちが良いか、正しいかを結果として出したい訳ではなくて。ずっと強い状態を保っているもの同士で、そこのバトルが、すごく楽しい。緊迫感、緊張感があるんですけど、楽しい。そこでこんなことしてくるのか、とか、ここでチャー坊タイムアウトとるんかいとか、塩谷上手いなとか、そういうのを見ながらこっちも戦いを組みあげています」
ーーミキハウスという相手に対しての意識は?
「どうしても苦手意識が強い、という部分はありますね。ミキハウスとやるときは、リーダーとやる様なイメージ。選手も監督同士も互いにリスペクトしている。お互い年に1回しか対戦出来ないし、この1試合に対する思いはね、リスペクトの度合いはまた特別です」
ーー最後に、相手への気持ちと高橋監督へのメッセージをお願いします。
「真剣に相手にぶつかりたい。近鉄、高槻、フュンフあたり、トップにいたチームと、良いライバルでいれるというのが嬉しいこと。だからこそ、フットサルしてる人、してない人、みんなに見てもらいたい。特別なものを見せる自信がある。ただ、どっちかがボロ負けするとおもいます(笑) 拮抗しているチームだからこそね。とにかく、これを勝った方が優勝に近いのかなと思う。負けられないです。ミキハウスだからこそ負けられない。そういう戦いをしたいと思う。負けねぇぞチャー坊」
ーーありがとうございました。