- 2015-9-23
- レポート・ギャラリー, 日本代表
- 金城宏樹
U-18フットサル日本代表候補は22日、茨城トレーニングキャンプの2日目を迎えた。午前中には、よりフットサルに生きるフィジカルトレーニングを行い、7つのサーキットトレーニングを行った。厳しいトレーニングの中でも、その技術の高さは滲んだ。ボールを使うフィジカルトレーニングでも、FP金城宏樹とFP生駒瑠唯の聖和学園コンビのボールタッチは異質だった。普段はやっていないというフィジカルトレーニングに良い刺激を受けつつ、金城は聖和の他の選手たちとも代表でプレーしたいと語った。
●FP金城宏樹(FC聖和学園)
――フィジカルトレーニングが得意と噂の金城選手。
「得意じゃないっす。普段はもうドリブルばかりなので」
――疲れたときでも、ボールタッチの柔らかさは変わらなかった。
「疲れてもボールが来るっていうのは、言われているので。基本的には、走った後にもボールを触ってみたいな感じです。普段はトップスピードでドリブルして、その中でもボールに細かく触っているようにしているのが良かったんだと思います」
――それならフィジカルトレーニングも鍛えられそう。
「そうかもしれません。走る練習はしていないので。こういうトレーニングは初めてだったので、結構、きつかったです」
――体幹のトレーニングも結構きつそうだった。
「はい。あまり聖和ではやらないので。PNFトレーニングっていう、肩甲骨を回して瞬発を高めるトレーニングです」
――今回やったトレーニングは今後も続ける?
「聖和でやってみようと思います」
――この合宿でアピールするところはドリブル?
「そうですね。まだ出せていないので」
――ポジションはどこが得意そう?
「多分、前の方ですね。フットサルのポジションの名前は分からないですけど。サッカーでは中盤をやっていますが、フットサルでは前の方がやりやすいかなと思っています」
――代表でやってみてどう?
「今後も呼ばれたいですね。できれば」
――一番刺激になっていることは?
「フットサルを中心的にやっている人とプレーできて、やっぱりすごいなと。聖和では、フットサルの初心者ばかりなので。サッカーで足技はできるようになっていますが、フットサルの動き方とかはわからないので。練習もミニゲームだけで、戦術練習はやっていないので」
――聖和はフットサル向きだなという選手が多いから、生駒選手と持ち帰るものがあるとさらに成長しそう。
「そうっすね。聖和には、自分たちよりもっとうまい選手がたくさんいるので、みんなと代表でもプレーできたらなと思います」
――また午後練習もあるが?
「頑張ります!」
(写真/インタビュー 河合拓)