【Fリーグ2015/16】開幕節 大阪優位保てず。チャンスモノにした大分が勝利 -フォトレポート

開幕2日目の初戦、バサジィ大分×シュライカー大阪の試合。

開始直後から優位に立っていたのは大阪。開始から数十秒、昨季まで大分の主力として活躍した小曽戸允哉が、前線でパスを受け素早くターン。そこから鋭いシュートを放ち、得点の匂いを感じさせる。その後もテンポよくパスをつなぎ、敵陣を攻め立てる大阪。内容としては大阪が試合を支配している印象だった。

しかし、9分には大分にチャンス。前線でボールを受けた森村孝志が倒れるディフェンスの隙をついてシュート。上手くネットを揺らし、大分に1点目が記録された。
さらに11分にはCKから北嶋佑一が得点。さらに12分、これもCKから田村龍太郎が決めて大分が3点のリード。短時間で両者の立場が変わってしまった。

しかし後半では大阪も反撃に転じる。
25分、稲田瑞穂が左サイドからゴール前へシュートパス。これを永井義文が身体で押しこんで3-1。28分にも大分ゴール前のこぼれ球を永井が蹴りこんで3-2と、大阪が徐々に差を詰めていった。
互いに追加点を狙うが、スコアは動かずに時間は経過する。1点ビハインドの大阪はパワープレーで起死回生を狙うも、39分に北嶋、40分に青柳佳祐がボールを奪ってからの”パワープレー返し”。大阪を突き放す2点を奪い、5-2で大分が勝利した。

大阪の木暮賢一郎監督は「立ち上がり多くのチャンスがある中で0-3になってしまった。もったいなかったが、フットサルはミスをしていては勝てない」と前半での失点を悔やんだ。しかし「修正してホーム開幕戦では勝ち点3をとり、自分たちの目標である優勝にたどりつけるようにしたい」と、次節のホームを見据え気持ちを切り替えた。

勝利した大分の吉武茂郎監督は「正直内容を見ると大阪に圧倒されていた」と厳しく試合を振り返った。キャプテンの仁部屋和弘も「今日の試合は正直内容としては0に近い」と話し、課題が多く残る開幕戦となったようだ。

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