- 2015-7-16
- レポート・ギャラリー, 関東リーグ
- ゾット早稲田, 武内新之介
ーーリガーレが後半得点したシーン。前半の失点の後で、相手は気持ちがすごく上がるシーンだったと思います。そこですぐ、武内選手がゴール出来たのが重要だったと思いますが、あのシーンを振り返ってもらえますか?
「あれも練習からよくやっている形なんですけど、ゴール前に手数をかける、厚みをかけるというのが今のチームの共通認識です。その中で僕とケースケさん(松田)の2人の関係で、あそこは日頃からやっているところで、呼んだら良いボールがすぐに出てきたので。僕はもう、気持よく振るだけでしたね」
ーーゾットと柏トーアが現在の首位ですが、自分たちの現在の位置をどう考えているか。
「そうですね、今日の試合は、僕個人的にはすごく手応えを感じた試合でした。さっき箕輪君が言ったように、誰をベストの選手に選ぶか悩むくらいに、皆すごく調子が良い。そこからまたまだ若い子、ヒデ(小林)という選手がいて、最近練習にはあまり来れてはいないんですけど、それが上がってくればもっともっと厚みが出てくるし。面白い試合がずっと出来るんじゃないかなと思います」
ーー前回清野監督にも話しましたが、去年なら1点取られてがらっと空気が悪くなってしまうような場面でも、今年は巻き返すことが出来ている。今日もまさにそうでしたが、そこの感覚は大きい?
「ベンチ力という言葉で僕らは表現していて。去年のリーグ戦中盤以降から、選手権、地域CL、全日本にかけて、すごく良い力が出ている。僕はこれを戦術だと思っているんですけど、それがチームの中に浸透しているので。1点失点したところで、全然崩れない要因だと思います」
ーー次は8月が試合になります。やはり優勝はまず考えずに、目の前の試合を戦っていくと。
「まぁ開幕も負けていますし、優勝云々かんぬんというところは、そんな僕は大それたことは言えないので。ただ1つ1つ勝っていって、盛り上がっていければいいし。今楽しく皆が出来ていると思うし、それが結果につながっていると思います。それがなるべくたくさん、全試合出来るように。自分の役割を果たしながらやっていこうと思います」
ーーありがとうございました。
(写真/インタビュー 箕輪諒太)