- 2015-8-12
- レポート・ギャラリー, 関東リーグ
- ファイルフォックス府中, リガーレ東京
4試合の中で、最も締まった試合だった。前半は互いにスコアレスで終わったが、それは両者が集中したディフェンスで、攻撃を潰し合っていたことが大きい。互いのゴレイロも得点機を防ぎ、試合の緊張感を上げていく。先制する1点の重さがどんどんと増していく前半だった。
後半も雰囲気は変わらず、緊迫した展開となる。このままの状態で試合終了もあり得ると思ったが、やはり一瞬で流れは変わる。
後半開始から9分、リガーレのゴレイロ柴田 健司が、クリアランスから素早く前線にスロー。これを競り合いながら麻賀 郁が受けると、そのまますかさずシュートを放ち、見事ネットを揺らしてみせた。ゴレイロのスローを信じて動き出し、大きな1点につなげた瞬間だった。
さらに37分には岡野健が追加点を挙げ、リガーレが2点のリードを得る。ファイルもパワープレーから打開を狙ったが、奮闘実らず、タイムアップを迎えた。
試合は、0-2でリガーレが勝利。リガーレは、これがファイルとの対戦で初の勝利。今後に勢いをつける、貴重な勝ち点3を手にした。
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