U-18フットサル日本代表候補 FP小幡貴一「Fリーグに出ないと始まらないと感じた」

 U-18フットサル日本代表候補は22日、茨城トレーニングキャンプの2日目を迎えた。午前中にフィジカルトレーニングを行ったチームは、午後からは前日に引き続き戦術トレーニングを実施。FP小幡貴一(エスポラーダ北海道サテライト)は、FP清水和也(フウガドールすみだ)、FP植松晃都(湘南ベルマーレ)という2人のFリーガーと同じセットでプレーして、フットサル経験値の高さを証明した。

●FP小幡貴一(エスポラーダ北海道サテライト)

――楽しそうに練習しているが、代表合宿はどう?
「自分はFリーグではプレーしていないのですが、監督の御好意だと思うんですけど、Fリーガーの(植松)晃都と(清水)和也くんと今日は一緒に組ませてもらって、自分がフットサルでやってきたことが、このチームで表せてきているなという感じがしています。自分自身、和也くんや晃斗くんに追い付けるように頑張っていますし、2人のプレーは勉強になっています。また、みんな仲良くなってきたので、フットサルをやってきていない選手たちに、自分が少しでも教えられる環境ができてきていると思います」

――合宿に来る前から、フットサル経験の浅い選手に教える気持ちがあった?
「来る前は、みんなサッカーがうまいから、サッカーを重視しているんだろうなと思ったんです。細かい所は自分の方がやってきているので、それを少しでも自分が教えることで分かりやすくなればいいなと思っていました」

――実際はフットサルを続けたい選手も多い?
「多いですね。そういう人と話ながら、こういう大きな集団で、同じ2017年のAFCを狙っているので、みんなで。同じベクトルが一つの目標に向かっていて、切磋琢磨できている。こういう環境が良いかなと、めっちゃ思っています。個人としても感じたのが、晃都とか、和也くんを見て、Fリーグに出ないと始まらないと思いました」

――サッカーをやっている選手たちの個の能力は高いように見えるが?
「高いですね。自分より高いと思います。でも、フットサルのところでは、フットサルをやってきている人の代表として来ている以上、負けてはいけないと思っています。今回はメンバーでFリーグの選手とFリーグ下部組織の選手が5人しか入っていないのですが、そういうところで自分たちが引っ張っていかないといけないのかなという気持ちがありますし、僕自身もFリーガーの3人に追い付けるように頑張ろうと思って、この合宿に臨みました。あとは、明るく楽しもうと思ってやっていました」

――明日の紅白戦に向けて?
「まずゴールですね。目に見える結果を残すことが、今後自分が生き残ることにつながっていくと思うので。大阪合宿も中心選手になれれば呼ばれると思うので、アピールして生き残りたいなと思います」

(写真/インタビュー 河合拓)

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