- 2015-11-19
- コラム, 日下大輔 亜麻色のPivoの乙女
だから 「願掛け」とか「ゲン担ぎ」というものとは少し意味合いが違うんですよね。五郎丸選手のポーズは手を合わせてちょっと前かがみになってる姿勢なので
「入って!お願い!」
って願っているようなポーズにも見えますが(^_-)
願掛けやゲン担ぎはその名の通り「そうなってほしいとお願いするもの。」
それに対してルーティンは
「成功という結果を出すために、自らで作り上げていくもの。」
という違いがあります。
「試合の日はこの下着を着る!」とか「靴下は右から履く」というのは、どちらかというと「ゲン担ぎ」に近いと思います。
五郎丸選手のあの一連の動作、メンタルコーチとともに試行錯誤し、あの「無」になる動作を作り上げたようです。
一連の動作のルーティンでいえば、MLB所属のイチロー選手のバッターボックスでの動作もそれに当たりますね。
①まず、くるっと回してバットを立てる、
②次に左手でユニの袖をちょっとまくり上げる。
プレッシャーや歓声に惑わされず、集中力を高め、「無」になり自分とピッチャー 1対1の勝負の心境になってるんでしょう。
(※これ昔、何かの番組で見たんですが①でバットを立ててそのバットとバックスクリーンで見定めてるものを重ね合わせるって言ってましたね。それともっと正確に言えば、イチロー選手のルーティンはネクストバッターズサークルから始まっています。膝の屈伸したり下から大きくゆっくりすくい上げるスイングも)
ただこの一連の動作のルーティン。
成功という結果を求めるためにスポーツの中だけで行われるものではありません。
さっきのルーティンの言葉の意味をもう一度見てみましょう。
「決まりきった仕事や手順、お決まりの所作、日課」
とありましたよね。もちろんスポーツ以外のシーンでも応用できる部分があるんです。
今回は今、世間で言われている「ルーティン」という言葉の意味を改めて考えなおしてみました。
次回はこのルーティンを日常生活でどのように活用させたらいいのかその方法を見ていきたいと思います。
追伸:今回のコラムのタイトル、最後まで文とリンクしなかった(^_^;)
honamata✲゚。.(✿╹◡╹)ノ☆.。₀:*゚✲゚*:₀。
筆者 日下 大輔
2004〜2008年には旭屋、2009年よりリンドバロッサにてフットサルトレーナーを務める。座右の銘は「ギンギラギンにさりげなく」。ちなみにベッカム、ミッツ・マングローブと同い年。
好きな芸能人「水川あさみ」
試合前に聞く音楽「PRIDEのテーマ」