- 2016-6-17
- レポート・ギャラリー, 関東リーグ
- リガーレ東京, 西野宏太郎
ーー戦い方では。昨年はまず勝利に重心がかかっていたと思いますが、今季は内容、戦い方の方に重心も変化する?
「そうですね…上手い選手はいるけど、その部分を…ボール回しとかは練習していますが、本番で出来る事は限られていて、難しいですし。まずはどんなキツい場面が来ても、まず失点しないという所に重きをおいて、その上でまず攻撃と。見ている人からしたらそんなに面白いフットサルじゃないのかもしれないですけど、勝つフットサルというものを目指す為には、僕はディフェンスをしなければいけないと思うので。ディフェンスの練習がちゃんとやれた上で、攻撃の部分をシーズンの中で、個の部分じゃない攻撃の部分をやっていこうかなと思っています」
ーー米谷さんがゾットから移籍しました。特徴ある選手が加入して、どう使っていこうと思っていますか?
「米が特徴ある選手というのは、やはり誰が見てもわかる選手だと思います。その部分を使うというのは、周りが米に合わせるのも大事ですけど、米も一緒にリガーレの中に入ってやっていく事がまず重要だと思います。彼も多分、新しいチームに入って悩んでいる部分もあるし、僕らも米はどういうプレーをするのかという事を、知ってはいるけど自分たちのチームでプレーした時どうなるのかという事はわからない部分があるので、正直今は探り探りというか。ただあまり縛りの中でやらせても特徴ある選手だからいけないと思いますし、ちょっと自由を与えてやるという事も1つはあると思います。でもそれとは別に、システムの中で彼が生きる様なやり方というのを本人と話してやっていきたいですね」
ーーバランスであったり、難しそうですね。時間をかけてやっていく作業なのでしょうか。
「彼のパスに反応出来なかったり。試合前にこういうタイミングで出すなど伝えてくれるものであれば良いのですが、感覚的に出すものがあるので。その出し手と受け手の感覚のズレというものもあるので。そことかね(笑)そこはチームと米がより流動的になってくるのを練習でやっていければと思います。今日の試合ももうちょっと…。この前町田と練習試合をしたのですが、もうちょっと噛み合った部分もあったので。難しいですね」
ーー今後への意気込みをお願いします。
「やっぱり去年優勝して、全国大会に行って。全国2つ行ったのは初めての事でした。
自分達の勝敗で、これだけの人が喜んでくれたり、落ち込んだりして、僕らはフットサルをプレーしていますが、その応援が生活の中に入っているという事がね。僕らの為に声を上げて、一喜一憂してくれる。悪い時も支えてくれるという、サポーターが一喜一憂してくれるというのがすごく僕らは嬉しくて。その一喜一憂を全国大会に行って共有して、感じる事がより出来たので、そういう風にリガーレのサポーターがなってくれてるという事を去年本当に感じる事が出来ました。なので今年も興奮の渦というか、その中にリガーレサポーターを巻き込んでいけたらなと思っています」
ーーありがとうございました。
(写真・文 ミノワリョータ)