【関東1部】リガーレ・西野 宏太郎「全国の舞台を経験させてあげたい」

見事、チーム初の前期4位以内に立ったリガーレ。もちろんこれは優勝ではなく過程に過ぎないが、選手兼監督の西野 宏太郎にとって、この結果は今後チームを作る上で重要なものだと理解している。
若手、ベテランともに充実しつつ成長を見せているリガーレについて、そして全国という舞台に感じる特別な思いを聞いた。

 

ーー8-2で勝利、これで前期4位以内確定となりました。感想をお願いします。
「前半は固くて、ハーフタイムに僕が言ったのが今季最悪の出来、ということでした。本当にそうだと思ったので。ゾットが前の試合で負けて、自力で4位以内となりましたけど、それは自力で優勝という訳ではないし。アップからそわそわしているところがあった。その部分で自分たちがやるべきことを見失ってしまって、皆の中で1点が軽いものになってしまっている気がして。やってきたものが全然出なかったので。前半はすごく固かった。
言葉が効いたのかわからないですが、後半は早い段階で動きが戻ってくれて、後半の動きは今までやっていことは出来ていたと思います」

ーー前期4位以内はリガーレは初なんですね。ここまで振り返ってみると?
「自分がやってきたフットサル、去年とはやり方もメンバーも変わっています。順位もそうですけど、周りから良くなっていると言われていても、結局今日負けてしまったら5位とかの可能性があって。それだと去年と同じだし。やっぱり結果も出て、内容も良かったというのが1番良いんですけど、結果はそういう時出づらくなる。それが結果にもつながってよかったと思っています」

ーー若手もベテランもまんべんなく取れる様になってきていると思います。田嶋選手も昨年とはイメージが違います。
「去年までも動きは良かったと思うんですけど、結果という部分で。彼らは攻撃の選手でしたが、得点という結果が出にくかった。貢献はしてくれていたんですけど。スコアっていう部分でも、麻賀もそうですけど今日も結果を出してくれて。影で支えてくれているという選手も、スコアを動かしてくれているので、そういう意味ではチームとしてはすごい、活性化されてきているなと思います。それは支えているのはベテランなのかもしれないですが、でもそれで若手が力を出してくれるのだったらそれに越したことはないので。若手の躍動というのは、チーム的にも、関東リーグ的にも素晴らしいことだと思います」

ーー前回お聞きした時、この4位以内に入って予選が免除となるのは、今後チームを作っていく上でとても大事なことだと話していました。十分時間が取れたというのは大きいですよね。
「そうですね。今までその経験がなくて。11月の選手権を見越して、それに向かって時間を割かなければいけないとなると色々なことをm考えなければいけない。都リーグのチームとは難しい試合になってくると思うし、その試合を軽く見ることはないので。それに対する戦い方も出てきたり、合わせて練習も変えなきゃいけない部分もあると思う。なので、関東大会はありますが、まずリーグ戦というものに向かっていけるというのは、僕の中では皆が思っている以上に大事というか。チームを作る上ではすごく大事なのかなって。ある程度わかった相手を想定して練習が出来るので。チームが1つレベルアップにはそういうところが大事なのかなと」

固定ページ:

1

2
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ページ上部へ戻る