- 2015-5-13
- Fリーグ, レポート・ギャラリー
- 府中アスレティックFC, 谷本俊介
開幕戦で浜松を相手に6-1で大勝した府中。2節のホーム戦でも同様の活躍を期待したサポーターも多いことだろう。しかしふたを開けてみれば、再三のシュートもネットを揺らすには至らず、仙台に0-2での敗戦。チームを率いた谷本俊介監督も「非常に悔しい気持ちでいっぱい」と悔しさを滲ませた。
ーー今日の試合を振り返ってみて。
「ホーム開幕戦だったので、前節の開幕戦に引き続き、引き分けや負けではなく勝ちたかった。残念ながら、一番嫌だった負けという結果を出してしまったことについて、非常に悔しい気持ちでいっぱいです。
試合については攻めた府中と守りに徹した仙台。守りに徹した仙台さん側に軍配が上がったという形だと思います。逆に僕らは攻め込みはしましたけれど、フィニッシュの部分で精度が足りなかったのかなと。そこだけに尽きると思います。なので気持ちを切り替えて、そういった状況でも点を取って勝ちきれる様に、チームを成長させてやっていきたいと思います」
ーー相手は結構ピヴォ当てを警戒していて、あまりピヴォにボールが収まらなかったと思いますが、もう少しリズムを変えるための選手起用があっても良かったのかなと思いますが?
「そうですね。ある程度戦術的な回避の方法とかは提示はしましたけど、なかなか体現しきるまでいっていないというのが原因かなと思います。新しい選手も入って、今までやってきた戦術の共有がなされれば、体現できるレベルまで持っていければ、もう少しなんとかなるんじゃないかなと思います。どうしてもタンパクになりすぎたというのは仰るとおりだと思います。ピヴォの選手に関しても、もう少し良い判断で、受けて一回止めるだけじゃなく、受けてシンプルにはたくだとか、受けてダイレクトで落としたりとか、相手を揺さぶることができていれば、もう少し相手の陣形を崩すことができるんじゃないかなと思います。ただ今日あったチャンスの中でも、ゴールが決まってもおかしくない場面は多くあったので、そこで決められなかったところが大きいかなと。もちろんそんな苦しい状況の中でも勝てるという部分に到達するには、今言ったピヴォ以外のところや、ピヴォを生かしたところでも、相手を圧倒しきるということができればいいかなと思います」
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(写真/文 箕輪諒太)