- 2015-11-16
- レポート・ギャラリー, 日本代表
- デフフットサル男子日本代表, 船越弘幸
ーー船越さん個人についてですが、リーグ戦で大怪我をし、ワールドカップの出場も危ういと聞いていました。そこからボールを普通に蹴れるまでに回復しました。相当な努力だったと思います。
「実際淡路島で足首脱臼骨折、靭帯断裂したときはワールドカップが目前だっただけに頭真っ白になりました。手術を執刀した医者にも、医学的に競技復帰できるのは半年と言われてました。
でも、自分はこれまで周りが何言おうが、不可能であろうが、自分を信じてやってきたし、常識を覆して絶対復帰してやるという信念だけはブラさずに必死こいてリハビリをしてきました。なかなか良くならずに焦りや苛立ちや葛藤の日々もありましたが、こうやって3ヶ月でピッチに戻れたのは自分でもビックリしています。
まだまだ70パーセントくらいですが、言い訳せずに蹴れる状態にしてくれた周りの人達への感謝の気持ちを忘れずにワールドカップまでの残された日々をしっかり過ごして行きたいと思います」
ーー常識を覆しました。怪我で色んな人たちが苦しんでいますが、1つ希望につながる結果だとも思っています。
「医学的根拠なんてどうでもいいんです。大事なのは「執念」です。医者に無理いわれたから諦めたらそこまで。そんなん頑張ってみなきゃ、わかんないものですからね。」
ーーこの合宿を終えて、ワールドカップが間もなく始まります。それに向けての意識、モチベーションなど、どんな状態でしょうか?個人としても、チームとしても。
「モチベーションはいつもと変わりません。まだ何が起こるのかわからないので。
個人的にはワールドカップで良いプレーするためにも残された準備期間で、足首を少しでも良い状態に近付けれるようリハビリを継続させつつ、怪我に気をつけながら練習でゲーム感覚を取り戻していくのみです。
チームとしては歴代最高のメンバーなので、予選突破することが最低限目標、世界の頂点に立つことが最高の目標として臨むつもりです」
ーーありがとうございました。ワールドカップでの活躍、期待しています。
【デフフットサル】男子代表×柏トーア’82 フォトギャラリー
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デフフットサルワールドカップ公式サイト
http://2015worlddeaffutsal.com/
男子日本代表日程(PDF)
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女子日本代表日程(PDF)
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※上記リンクは日本ろう者サッカー協会ニュース内より引用させて頂きました。
(写真 おざわゆうこ インタビュー 箕輪諒太)