柏トーア’82 高村 輝「『伝える』という作業を、チーム全体がしっかりとやっている」

11月8日(日)に行われた、デフフットサル男子日本代表×柏トーア’82のトレーニングマッチ。
デフ男子代表の船越 弘幸選手ともつながりがあり、今回の対戦でも、プレーや姿勢の面で、感じることは多くあっったという高村 輝選手。奈須監督と同様にコミュニケーションの面では、学ぶべき部分が多く見えたようだ。
この対戦から刺激を受ける中で柏トーアも、リーグ再開へ向けて準備を進めている。

ーー今回高村さんを通じて、この試合が決まったと聞いているんですが、その経緯を教えてもらえますか?
「もともとはバルドラール浦安デフィオにも所属している吉岡君とつながっているんですけど、あとはフナさん(船越)と。そこから試合を決まりました。相手も本気でやってくれて、僕らも目的持って本気でやったし。この結果は本当にガチの結果です。相手もたくさん課題はあると思いますが、世界大会に向けて頑張ってもらいたいですね。
まず、PIXの小澤さんにこの記事読んでみて、と言われたのがきっかけなんですけど、まさにうちに足りたいことがあった。障害のあるなしではなくて、ただフットサルが楽しいという感覚でチームに所属して、健常者とどう情報をかわして、だとか、一層努力して情報を得ているところ、サインは手でやるとか、色々な部分。その『伝える』という作業を、チーム自体がしっかりとやっているということに感銘を受けました。それでチームでもPIXの記事を共有し、ここまで伝えるということをやらないとダメなんじゃないの、と言って。それがまず最初です。そこでフナさんが怪我をしてしまって、そこに似顔絵を書いて、小澤さんを通じて送ってもらいました。会ったことないのにね(笑)それで最初にフナさんに会ったのが、浦安と名古屋戦の時。デフィオの皆も現場に宣伝に来ていて、そこにフナさんもいて。そこで出会ったと」

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高村選手の書いた、船越選手のイラスト。

ーーそこに船越さんがいるというのは、もともと知っていたんですか?
「行く途中にツイッターで、デフィオの人たちが浦安の会場でグッズ売っていますと。マジか、ってなって、会いに行って。そこから色々やり取りして、今日に至ると」

ーーこのつながりはとても貴重なものだと思います。互いに刺激を受ける部分はある?
「まず関西の人とつながることもないですしね。フナさんは関西リーグでもプレーしていて尊敬できますし、僕のユニフォームも買ってくれたりとか、ありがたいですね。俺も全然フナさんのことはまだまだわからないことばかりだけど、一生懸命治療に励んで、すごいなと純粋に思ってて、このつながりは大事にしていきたいと思っています」

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