【全日本選手権】静岡ラウンド フォトギャラリー

第21回全日本フットサル選手権大会、静岡で行われた1次ラウンドのフォトギャラリーを掲載。

大きな波乱はなかったものの、静岡会場では興味深いシーン、試合も多く見受けられた。この大会では地域クラブがどうFクラブへ立ち向かい下克上を成し遂げるかという側面と、Fクラブが地域クラブとの差を見せつけ勝利する側面、2つの面が混同する舞台でもある。
結果から言えば、後者の面が表れた。決勝ラウンドへ進んだのはすべてのグループでFクラブであり、地域クラブはトップリーグにいなされた格好だ。

グループAはフウガドールすみだ、グループBはエスポラーダ北海道が首位に立ち、決勝ラウンド進出を決めた。すみだは3戦3勝、26得点4失点と爆発し、盤石の結果を叩きだした。北海道は初戦の権田戦、やや固さが見られたスタートだったものの、終わってみれば7-0と快勝。2戦目のミキハウス戦は5-2で勝利、3戦目のアグレミーナ浜松は2-2で引き分け。すみだほどの結果ではないが、敗戦なく予選を終えることが出来ている。

しかし各試合を見れば地域クラブの健闘ぶりも目立ち、会場を沸かす好試合も幾つか見られていた。

1日目で多くのチームが固い試合をする中、関西1部から登場のミキハウスフットサルクラブがアグレミーナ浜松を破り、会場を驚かせた。2日目はエスポラーダ北海道に敗戦したものの、3日目は関東1部のコロナFC/権田に競り勝ち、2勝1敗と好成績を残している。
ミキハウスは2012年にワイルドカードにて代々木帰還を果たしている強豪であり、古くから関西フットサルを牽引しているクラブ。この予選敗退も、悔しさを滲ませていた。

関東1部の柏トーア’82も、初戦のすみだ戦は互角の戦いぶりだった。関東リーグ屈指のストライカー、馬場 和也が先制したものの、前半終了間際にすみだのゴールを許し同点に。後半必死のディフェンスで失点を防いだが、終盤にすみだに崩されそのまま敗戦となった。1勝2敗で1次ラウンド敗退が決まったが、初戦は鬼気迫るプレーを披露し、すみだを最後まで苦しめていた。

 

Fクラブはトップリーグの意地を見せ、地域クラブもただやられるだけではなく、Fをヒヤリとさせる奮闘を見せた。
この静岡会場での熱戦を、フォトギャラリーでもご覧頂きたい。

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