- 2016-6-16
- レポート・ギャラリー, 関東リーグ
- ファイルフォックス府中, 曽根直人
権田との接戦を制し、開幕2連勝を達成したファイルフォックス府中。
今季Fリーグのフウガドールすみだからファイルへ復帰した曽根直人に話を聞いた。
昨季は降格の危機に苦しんだファイルだが、曽根らもファイル加入時に入れ替え戦を経験し、それを乗り越えてファイルの歴史を築いた。若手が中心となる今のファイルにて、曽根は「若い選手を上手く伸ばしたい」事が1つの目標にあると言う。
ーー5-3で勝利しました。試合を振り返ってみて。
「開幕戦では上手い形に持って行って勝つことができたんですけど、その後練習試合などであまり良い結果がでなかった事もありました。うちのチームはまだまだという事を改めてみんなで意識を統一して臨んだ試合だったので、勝ててよかったです。
ただ、やっぱり難しい試合になる事は分かっていたので、難しいゲームでしたけど。勝てて本当によかったです」
ーー曽根さんたち、ファイルからFへ行ったメンバーが戻ってきましたが、今のファイルの雰囲気をどう感じていますか?
「やっぱり若い選手たちが多くて。今までの、まーちゃん(岩田雅人)だったり治(難波田)さんだったりという、すごいベテランで今までファイルフォックスを支えてくれていた選手が、今は吉成君だけという部分があるんですけど。でもそこは吉成君がしっかりチームをまとめて、そこの色はそんなに変わっていないという印象があります。
それにさらに攻撃的、個性的な選手が増えたかなと思います」
ーー前節、吉成さんも若手に期待しているという旨を話していました。ベテラン、若手という壁もないイメージがあります。
「僕とか三木も若い時、ベテランの選手たちが後ろでバランスを取ってくれて点を取れた、という部分もあります。今その役割が僕とか三木とかにシフトしているのかなと。結果を出すのは若い選手、というイメージがあるのでチームには。今日も聖士郎だったり西川が結果を出してくれたので、よかったと思います」
ーー久々に関東2節を戦ってみてどうでしょうか?ここ2年は混戦状態が続いていますが。
「僕がいた時はフウガがいたので、そこが抜けている部分があったんですけど、今は本当にどこが勝ってもおかしくないという部分で、今日の他の試合を見ていてもわかります。何が起きるかわからないという面白さもあると思うので、そこがすごく楽しめてるなと思いますね」
ーー改めてサポーターの雰囲気は?
「Fリーグが今日開幕である中、これだけファイルのサポーターの人達が来てくれているのは、本当に恵まれていると思いますし、これを当たり前だと思っちゃいけないというのを、Fリーグに行ってから感じる事が出来ました。本当に有難いですね」