【関東1部】第9節 カフリンガ対ファイル。痛み分けの勝ち点1。 フォトレポート

前期最後の試合である第9節。この日の初戦では、6位のカフリンガ東久留米と、8位のファイルフォックス府中がぶつかった。

前からはプレスをかけず、引いた状態から、大事に試合に入った両者。互いに今季は上手く勝ち星を重ねることが出来ずにいただけに、何よりも結果が欲しいところだった。

序盤からこう着が続く。大きなチャンスはそれほどなく、けん制し合う様な時間が続いた。
試合が動いたのは、開始から13分が過ぎた頃だ。前線右サイドからDFを振りぬきファイル・田辺 凌がゴール前へ切り込むと、そのままシュートを蹴りこみ先制点を奪った。

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この日2得点のファイル・田辺 凌。

しかしこのリードも一瞬のものとなる。1分も経たずしてカフリンガが反撃に出ると、前線左サイドの夏野 雅生にパスが通り、右足一閃。対角ネットへシュートを突き刺し、すぐさま同点に追いついた。

徐々に激しいコンタクトを見せ始める両者だが、試合の流れは相変わらず拮抗状態。前半は1-1のまま終了した。

後半に入り1分、垣本 右近からの折り返しを坂本 隆が決めて、カフリンガが逆転に成功する。この1点を守りたいカフリンガ。しかしファイルも前線でチャンスを作り始め、シュート数も増加していく。

後半、一時逆転となるゴールを奪った坂本 隆(写真右)

そして33分。右サイドからの折り返しを田辺が受けると、中央へ持ち込み狙いすましたシュートを放った。これがネットを射抜き、再び同点に。一進一退の攻防が続いた。

この後も勝ち越しを狙って互いに攻撃を続けたが、スコアはこれ以上動かずにタイムアップ。
試合は2-2の引き分けに終わり、勝ち点1を分け合った。両者敗戦は避けたものの、欲しいのはもちろん白星のはず。後期の躍進に期待をしたい。

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