- 2015-8-26
- レポート・ギャラリー, 関東リーグ
- リガーレ東京, 西野宏太郎
ーーまだ折り返しではないんですが、徐々に順位を上げてきている中で、現在のチームの状態や、昨季と比べての印象はどうですか?
「去年と比べると、個の部分で、岡野とか麻賀とか、あとは田嶋。成長と加入で、個の部分で結構戦える部分というのがあるので。そこにシステムをどんどん乗っけてしまうと、それで強くなるものでもないと思う。まだ前期は個人技術や2人の関係性などで崩せれば良いかなと思います。後期に向けてベースを作っている段階なので、その部分で積み上げているものが後期に向かって、もう少しシステマチックになって、今の良い部分を忘れずもう少し面白いフットサルが出来れば、順位は上に行けるのかなと思います」
ーー今生きている個の部分を生かしつつ、より連動だったり、共通意識を高めれば上にいけると。
「そうですね、それぐらいじゃないと、最初からシステムばかり意識してしまうと難しい部分も多いので。やっぱりその部分を殺さないで、システムをいかに作っていくか。その為にも4位以内に入らないと、選手権予選があるので。あの時間でやっぱり積み上げることが出来ると思うんですよね。公式戦で絶対勝たないいけないというプレッシャーがなければ。そういう意味で、僕としては4位以内に絶対に入りたいという感じですね」
ーー自信や手応えもあるとは思いますが。
「まだまだな部分もありますが、例えば見ている人たちに、なんだよリガーレって思われない様にはしていたい。例えば切り替えの部分でだらだら戻ってこないとか、抜かれても戻ってこないとかヘラヘラしているとか、そういう部分はチームに対して自分もきつく示してきていると思うので。そういう最低限、不快にならないチームをまず作ることでベースができてくるのかなと。そういう意味では今日は、去年に比べては格段に上がっているという自覚はあります。まだまだですけど。自分の中では練習中、試合の入り方だったり立ち振舞は、自分は満足はしていますね。皆がんばってくれていると」
ーー今年は西野さんを胴上げしたいと、リガーレのどの選手も言っているのですが、それを踏まえて、どう思います?
「いやー、胴上げはして欲しいですけど。こんな上から言ったらあれですが(笑)胴上げされるのも貴重ですが、する経験もさせてあげたいなと。そんなに言ってくるんだったら(笑)僕の采配とか練習とか次第。皆がしたいと言っても、僕が変な練習をしてしまったらそれは出来ないことだし、そういう意味では、胴上げされる経験も大事ですけど、胴上げすることも優勝しないと出来ないので。させてあげたいですね」
ーーどのチームも今年こそ狙うという気持ちは強いですよね。混戦も続いています。
「そういう意味でも、この勝ち点1は大きいですよね。差が首位と2のままいってくれれば、自力であるので。自力優勝というのを消さないまま、いくことが大事かなと思います」
ーーありがとうございました。
(写真/文 箕輪諒太)