【PUMA CUP 2015】関東大会決勝 浦安セグンド×ゾット「ゾット怒涛の逆転劇。初の関東大会優勝掴む。」

決勝に残ったのは、バルドラール浦安セグンドと、ゾット早稲田。どちらも全国出場は決定しているものの、「ここまで来たら湯優勝で終わりたい」という思いは同じ。関東リーグの対戦では、浦安セグンドが1勝1分で勝ち越しているが、ゾットも「セカンドカテゴリのチームには負けたくない」(ゾット・清野潤)と意気込む。頂点を決める試合が始まった。

前半どちらもチャンスがある中決めきれずに時間が過ぎるが、16分に浦安セグンド・田中優輝が押しこみ、浦安セグンドが先制点を得る。
さらに19分にも、浅野佑多からの折り返しを井上将徳が蹴りこみ、浦安セグンドが2点目を追加。前半は2-0で浦安セグンドが優位に立った。

しかし後半では、ゾットが息を吹き返し、徐々に浦安セグンドを追い詰めていく。
24分、左サイドの伊藤琢からのシュートパスを、前線の厚東求が決めて2-1。まず1点を返すと、28分にもカウンターから浦安セグンドゴール前に攻め込む。小笹祐介がシュートも、これは浦安セグンドのゴレイロ・木村尚樹が弾く。しかしこぼれ球を加藤貴行が押し込み、ついに2-2の同点に追いついた。

この後浦安セグンドはパワープレーに出るが、ゾットも集中したディフェンスで対応し、チャンスを作らせない。反対に浦安セグンドが、無人のゴールを狙われヒヤリとする場面も。34分には通常の陣形へ戻し、リスタートを切った。

残り時間も僅かとなった頃、再び試合は動く。
39分、ゾット・米谷悟がドリブルで切り込みシュート。これをゴール前から小笹が押し込み、勝ち越しとなるゴールを奪った。
逆転されてしまった浦安セグンドは再びパワープレーに出るも、反撃は及ばず、試合は終了を迎える。

この結果、2-3でゾット早稲田が勝利。浦安セグンドの2点リードから、ゾットが後半怒涛の巻き返しを見せ、逆転に成功した。勝利したゾット早稲田は、これが初の関東大会優勝。全国の舞台とともに大きなタイトルを掴んだ。

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2/1(日)PUMACUP2015 関東大会決勝

会場:栃木市総合体育館

バルドラール浦安セグンド 2-3 ゾット早稲田

(写真・文 箕輪諒太)

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