【関東リーグ1部】第15節 ゾット早稲田×バルドラール浦安セグンド「瞬間の奪い合い。ドローにて集結」

第16回関東リーグ1部第15節、ゾット早稲田×バルドラール浦安セグンドの試合。

10分にゾットの武内新之介が、フリーキックから直接ゴールを射抜くスーパーゴールで先制。しかし直後、浦安セグンドの岡田彬伸が、相手2人に囲まれた状態から個人技で蹴りこみ、1-1の同点となる。個の力が浮き出たスタートだった。

13分、追加点はゾット。武田広之介がヘッドで落としたボールを、走りこんだ米谷悟が押し込みネットを揺らした。しかしまたこの直後、ミドルシュートから再び岡田が得点し2-2。譲らない時間が続く。

後半しばらくは停滞した時間が続く。互いにファウルが増加する中、終了まで残り1分の場面でゾットが6つ目のファウルを犯し、浦安セグンドに第2PKのチャンスが訪れる。これを岡田がしっかりと蹴りこみ、2-3と勝ち越し。浦安セグンドは守り切るだけだが、ゾットはパワープレーから武内が強シュートを蹴りこみ再び3-3の同点となる。

試合終了間際、ゾットがゴール前にて「ハンド」の判定を受ける。再び浦安セグンドへ第2PKが回るが、これはゾットのゴレイロ渡辺博之が岡田のシュートを体で止めて、試合終了。

結果、3-3のドローで両者勝ち点1を分け合った。岡田の個人能力、重要な場面で決める武内の活躍が目立った試合となった。


ゾット早稲田 3-3 バルドラール浦安セグンド

(写真・文/箕輪諒太)

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