- 2015-10-9
- レポート・ギャラリー, 関東リーグ
- 柏トーア’82, 若林優汰
先制点を決め、2点目のオウンゴールも誘発させた若林 優汰。今季は副キャプテンとしてもチームを支えている。「自分たちに勝者のメンタリティはない」と話すが、それを意識した上にチャレンジャーとして戦うことで、首位という結果を残している様に感じる。今節の感想、ホーム戦を前にしての意気込みについても、話を聞いた。
ーー2-4で勝利しました。全体を振り返えってみての印象は?
「そうですね、立ち上がり7秒で1点を取ることが出来て、ちょっとラッキーだったんですけど。その後すぐにもう1点も取ることが出来て、良い入り方だった。うちは強いチームじゃないし、勝ち慣れているチームではないので、リードした時の試合の進め方が本当に下手で。今日も結局失点して2-4。最後もゴール前に張り付いて身体張ってと、というところでした。勝てたのは本当に良かったんですけど、内容を考えればまだまだですね」
ーー何年か前、若林選手が柏トーアに入ったばかりの頃、インタビューさせてもらったことがあります。しばらく経って今は主力として出場していて。あの頃と今を比べると、役割だったり立場はどう変わった?
「あの頃は入ったばかりで、フットサルも1年生でした。関東1部というアマチュアで1番高いところでやった時、自分のことでいっぱいいっぱいだったんですけど、その中でも監督がコンスタントに使ってくれたことで自信もついてきましたし、今年は自分が副キャプテンもやらせてもらっているので、年齢とか関係なく、引っ張っていかなきゃという気持ちでやっています」
ーー後期2節を終わったところですが、今の柏トーアの雰囲気はどんな印象?
「前回のファイル戦、ファイルさんの気持ちの面で押し負けたところもありました。やっぱり柏は、勝者のメンタリティというものがなくて。今首位にいますけど、ふわふわした状態でやっているところもたくさんある。そこでベテラン選手が締めたりはしているんですけど、それが前回悪い形で出てしまったかなと。なので今日はここを落としたら、権田さんも勝ったので、どんどんずるずると下がってしまうと。なので絶対勝とうと、気を引き締めてやっていました」
ーー今日はけが人が多かった様ですが、若手を積極的に使ってしました。まだぎこちない部分はあると思いますが、ディフェンスもがんばっていたと思います。ここで長く使えたのは大きい?
「結構1stは固定でやっているんですが、若い選手も後期どんどん増えてきて、誰が出るかわからない状況にしていくことで、累積だったり、けがだったり、踏ん張りどころでチーム一丸になれると思うので。今日はすごく良かったと思います」
ーー若手に対してはどんな印象を持っている?
「今日は24番と14番が結構長く出ていたと思うんですけど、自信持って直樹(眞田)も出ていたと思うし、優志(大野)もこれからどんどん良くなっていくと思うし。この2人だけじゃなく、一朗(中村)とかもいるんですけど、そういう若手がベテランを押しのけていくチームが強いチームだと思うので、期待しています。まぁそういう立場じゃないですが、自分も若手の先頭に立ってやっていきたいと思います」
ーー前に半田選手が言っていましたが、最初は残留を狙うところからスタートしていた。でも今は後期2節が終わっても首位に立っている。この感覚はどんなもの?
「どの柏の選手も言っていると思うんですけど、本当に僕たちは下手くそで。やっぱりやりたいフットサルと、試合で出しているフットサルが、出来ている時とそうじゃない時の差が大きく安定していなくて。そんな中で勝ちながら反省出来るというのは本当に良いことで。だから12月最終節の駒沢の時に、結果も、内容も理想どおりのゲームが出来る様に1試合1試合がんばりたいと思います」
ーー次はホーム戦です。プレッシャーもあると思いますが、意気込みをお願いします。
「ホームで勝てなかった時期が最近まであって、去年やっと1試合勝つことが出来ました。ホームに多くの人が応援に来てくれる中で、結果を残すことが大事なので、良い内容も見せられる様に。次節ホーム、責任持って絶対勝ちたいと思います」
ーーありがとうございました。
【関東1部】第11節 柏トーアカフリンガに勝利。首位守る。フォトレポート