- 2016-10-2
- レポート・ギャラリー, 関東リーグ
- リガーレ東京, 西野宏太郎
柏トーアとの上位対決を制したリガーレ東京から、西野宏太郎選手兼監督に話を聞いた。
どのチームも差がある訳ではなく、リーグ終盤は前期とは違った意識を持って各チーム戦ってくるだろうと考える西野監督。首位ファイルとの勝ち点差は僅か1試合差。堅く勝ち点を取って行きたいところだ。
ーー2-5で勝利、という事で感想からお願いします。
「後半、たぶんこのままじゃナイなというのを思っていて。逆転されたのは想定内だったんですけど、1点取られたらやられる、と思っていたらその通りになってきつくなってしまった。相手が引いてきていて、引いているのにリードされちゃうと、より相手の引きが効果的になってしまう。だから逆転された時は向こうのペースになるなと。それでも最後、1stセットには仕掛けろと言っていたので、それが最終的には功を奏してよかったかなと思います」
ーー1-0でリードされた状態でも、あまり柏は慌てていなかったですし、後半動くなと思っていたら、そうなりましたね。
「結局引かれるとああいう試合になってしまう。コートも狭いですし。引かれてああいう試合だと難しいので、それが自分的には相手の思い通りになっちゃったかなと思います。」
ーー今日碓井さんが2ゴールでしたが、今季はまだそこまで取れていない?
「いや、そんな事もないですよ。カオル(麻賀)と、岡野が筆頭で、あとコメ(米谷)やサスーン(碓井)がもっと取り始めると良いですけどね。皆取れる選手なんですが、それぞれアシストに回っちゃう現象がちょっと前半戦は起きていて。でも皆比較的チャンスメイクも出来ているし、点も取れています。コメがちょっと苦しんでいるという印象はありますけど、そこはセットのところで修正すれば、もう少し取れるかなと思いますね。サスーンは岡野の周りでプレー出来れば良い状況になってくるかなと思うんですけど。」
ーー碓井さんがゴールを挙げると、メンタル的にもチームが上がってくるんじゃないですか?
「あーそうですね。キャプテンでもありますし。メンタルが強い方じゃないですし波はある方なんですけど、でも今日みたいにゴールを取ると、メンタル的にも乗ってくる事はあるんじゃないかなって思いますね。」