- 2015-1-4
- レポート・ギャラリー, 関東リーグ
- カフリンガ東久留米, ゾット早稲田
28日(日)、東京都駒沢体育館にて行われた、第16回関東リーグ1部最終節、カフリンガ東久留米×ゾット早稲田の試合。
優勝の可能性を残す両者が、大きな歓声の中でぶつかった。
前半は互いにチャンスを作りつつ、牽制し合う。カフリンガはするどいカウンターからゾットゴールを攻め立てる。対するゾットも、固い守備からうまく連携し前線へボールを運んでいく。
最初の得点は15分、ゾットの米谷悟がボールを保持しゴール前へ攻め込むと、自身で足を振りぬき、見事ネットを揺らした。得点ランク堂々首位の、20ゴール目だった。
前半はゾットが、この1点のリードを守り終了。後半、より試合は激化していく。
1点を返すべく、攻撃を続けるカフリンガ。24分、ここでカフリンガの関新がシュートを放つと、ゾットの清野潤にボールが当たってコースが変わる。そのままゴールへ吸い込まれ1-1の同点となった。
だがこの直後には、カフリンガゴール前へのパスを、ゾットの小笹祐介が決めてすぐさま逆転に成功する。展開がめまぐるしく変わっていく。
リードを守りきりたいゾットだったが34分、ゴール前でゾットのゴレイロ・渡辺博之が垣本右近を倒したとしてファウルとなる。PKを得たカフリンガは、垣本がしっかり決めて2-2の同点。
残り時間5分の場面で、ゾットは荒木淳をゴレイロにパワープレーを開始。勝ち越しのゴールを狙う。
しかし、ボールを奪った垣本が自陣から大きくボールを蹴りだすと、これがうまくゴールへ吸いこまれ、カフリンガに勝ち越しのゴールが記録された。
このまま試合は終了し、3-2でカフリンガが逆転勝利。一進一退かつ激しい攻防に、観客も大いに沸く試合となった。
最終戦にて首位ファイルが勝利した為、カフリンガは2位に、ゾットは3位にてリーグを終えることとなった。
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カフリンガ東久留米 3-2 ゾット早稲田
(写真・文/箕輪諒太)